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美しき地獄風呂、永田屋の温泉体験【群馬県草津温泉】

永田屋の温泉

こんにちは。群馬県草津町在住の公太です(^-^)

草津温泉のあちこちで湯めぐりをしています。


先日、永田屋(えいだや)の日帰り入浴へ行ってきました。


草津温泉では湯畑周辺に日帰り入浴施設や旅館が集中していますが、徒歩10~20分離れた所にも温泉宿がぽつぽつ点在しています。

湯畑はおいしい食事をしたりその他お土産も買えるので何かと便利かと思います、しかしその反面、賑わいがうるさくて落ち着かない人もいるかと思います。

そんな時は湯畑から少し離れたお宿の温泉がおすすめ。

湯畑から離れてこじんまりとしていようがそこは「泉質主義」の草津温泉、加水などの混じり気が全く無く、相変わらずの良い泉質のお湯にゆっくりと入ることができます。


とういことで、今日は『永田屋の温泉』を一つ紹介したいと思います。

喧騒からぷっつりと切り離され、恐さの中に美しさを含んだ温泉を味わいたい人は是非ご覧くださいませ。

永田屋の大浴場は2021年8月頃に廃止、以後貸切風呂のみを扱う温泉旅館になりました。


永田屋(えいだや)とは

永田屋の外観

永田屋は草津温泉バスターミナルから歩いて10分程の所にある、築50年以上の古い湯治宿です。

と言っても、2016年8月には改装工事を行っているので館内はとても綺麗で清潔感がありました。


湯畑からは徒歩15分程度あるのですが、周りには閑静な住宅が点々し、草津の深い緑を持った山を望める場所にぽっと置かれたそのお宿は、しんとして心が落ち着きます。

見た目よりも広い館内では、そこで働く館主や仲居さん共に家庭的で物腰が柔らかく、気の張ることがないゆるやかな時間の流れを静寂の中にふわりと漂わせていました。


お風呂には○○の湯など名前は得にありませんが、万代鉱源泉を使ったお風呂は、漆黒の岩が並ぶ岩風呂で美しい上に、お湯に触れる手の中に滑り気があったので触れる肌はつるりとし、風流が感じられる景色の味わいと重なった浴場とういこともあって満足度が高いと思いました。


※住所や地図など、詳しいことは最後の『まとめ』に載せてあります。


永田屋のお風呂の魅力

永田屋の温泉

永田屋の温泉では目の前にある景色を塗りつぶすほどの黒い岩が集まって、おそろしいの先に、見惚れるほどの美しい佇まいをそこへ見い出す事ができました。

黒い岩は下から上にぎゅっと身を寄せ合いながらその背を高くし、足元にはゆらゆらと立ち上がる湯気を浴びた錆の色を、固形化して現れた白の上にまぶして鎮座しています。

一目見た時はあまりの黒が胸の内に墨をばしゃりと掛け驚かされましたが、漆黒は湯けむりに覆われた後に朧月のようなぼんやりを纏い、緩められた瞳の奥に美しく落ちました。


その天国とも地獄とも言えないような妖しい雰囲気が、最終的に白と黒の中で綺麗に作られ、のんびりと眺める方の心を楽しませてくれたと思います。

永田屋の温泉



日帰り入浴はやっている?

結論から言うと永田屋での日帰り入浴はやってたりやって無かったり、
その日その時によります。

以前話を直接伺った所、日帰り入浴は『部屋を借りての休憩込み』で行っているとのことでしたが、
今は変わったようです。


宿泊者の有無などの状況次第、なので電話での相談が必要かと思います。

※日帰り入浴の場合タオル、バスタオルが付いています。


永田屋 温泉体験談

永田屋の外観

僕が体験した永田屋の温泉を鮮明に伝えるため、中の様子をこと細かく書きます。

行く行かないを考える一つの判断材料としてご覧ください(本当に細かいので長文です)


入口~脱衣場

横に広いガラスの引戸をがらがらと引いて中に入ると、頭から橙色の暖かみを帯びた、古い陶器や掛け軸が賑やかに並ぶ木造の館内に優しく包まれました。

受付はしんとしていて静けさが漂い、遠い田舎の家の様な落ち着きある香りがするりと鼻へ入り込みます。

暖かな旅館の空気を肌で飲み込んでいると、奥から「いらっしゃいませ〜」と言う声が穏やかにこちらへ向かってきます。


優しげな館主が現れたので日帰り入浴の旨を伝えると、笑顔で迎え入れてくれました。

井草で編まれた涼しげなスリッパを用意してくれたのでそれに足をするりと通し、灰のカーペットを柔らかく踏みました。

支払いを済ますと「それではお風呂場まで案内します」と手を引いてくれたので、温泉街の街灯色が続々と灯る下をすたすたと着いていきます。

好奇心を胸に携えきょろきょろと辺りを目で探りながら進んでいくと、その途中でトイレ、無料の休憩場、飲水、コーヒーなどが使えることを、まるで宿泊者のように一つ一つ説明をしてくれました。

思っていたよりもずっと奥に広く、「一体どこまで何が広がっているんだか」と言う考えが頭に落ちました。

柔らかい床踏む足に穏やかに感じながら一階の廊下を2、3度曲がると、右の壁に大きく「ゆ」と書かれた垂れ幕と、地下に降りる階段の先に青と赤で同じく「ゆ」と書かれた暖簾が見えました。

階段を降りた右手が浴場であること、そして今は誰もいないということを告げてくれたので、のんびりを頭に浮かべた口からは思わず喜びの声が朗らかに出ました。

浴場は地下一階にあったんですね。


永田屋の脱衣場

戸にはめられたガラスをごとごと震わせながら開け、先へひたりと足を一歩踏み入れるとそこがすぐ脱衣場。

天井と壁をくすんだ白で彩る脱衣場は、約3.4m× 2.7mくらの大きさがあります。

大きいわけではありませんが特に窮屈な感じも無く、3人くらいは同時に用を足せます。

床には柔らかなカーペットが浴場まで3枚敷き並べてありました。


左手にロッカーがあり、ロッカーの右奥には浴場へ続く道となっています。

脱衣場に洗面所は無いものの、正面には木の丸椅子にドライヤーが置かれていて、右の大きな壁に付いた大きな鏡を見ながら髪を乾かすことができるようです。

焦茶色のロッカーは3段4列で12個あって、仕切越しに6個の籠が千鳥で入っています。

ロッカーの後ろにある窓からは控えめに陽光がすっと差していました。

白い明かりが頭から落ちるなか独泉と伝えられて喜ぶ胸は、独泉の落ち着きとは反対の、楽しみを心持って少し弾んでいました。


浴場

永田屋の温泉

きぃと鳴る開戸を押すと目の前には、見事に黒い石を横に積んだ岩風呂が広く映りました。

左の壁側にごつごつした真っ黒い岩が不規則に積まれ、正面には先の方で右に折れた縦に長い浴槽があって、その折れた途中に面白く橋をかけています。

正面には大きなガラス窓があって、その先には穏やかな緑が広がっていました。

窓の上は吹き抜けていて高さ5mくらいのところに、木製のガラリがちらりとした陽の明るみを柔らかく魅せています。

湯樋から落ちたお湯は高い所から激しく湯面を驚かせ、どぽどぽと勢いの良い音を全体に響かせていました。


この浴場全体の印象を一言で言うならば『地獄』

溶岩で一度どろどろに溶かされたような肌の岩を積んだ、まるで地獄にこしらえた風呂で、それを助長するかのように湯面から、白い湯けむりが休む暇もなくわらわらと空に舞い上がっていました。

舞い上がる湯けむりや足元に打ち寄せる温泉の波は、所々岩の肌を白くし、その白の上に錆びの色を重ねています。

そしてくすんだ白い岩肌を、すかすかの骨にするかの如く突き刺した温泉が、無数の小さい穴をぽつぽつ開けていました。

それらを纏め上げる照明の橙色は、ぼんやりとした月明かりで頭の上から辺りをそっと包んで、その影を湯面にゆらゆらと細長く投げていました。


漆黒の上には七福神みたいな石像がにんまりととした笑顔をふっくらと出した腹ともに妖しく浮かべ、他に石の灯篭が二つ宵の寂しさを含んで、その中にはらんだ宵を直線上に並べています。

こちら側に渡った橋の先には大きな蛙が背中に子供を乗せた横に、その二匹を見守る小さき勇者のような中位の蛙が一匹佇んでおり、終いには、その親子の後ろにすがりつくような形で鯉が転がっていました。

それが漸く歩いてきた風にしながら橋の先へごとんといるものだから、これらが何か悪手のようなものから逃れた人みたいに感じ、漆黒と、灯篭と、にんまりの石像と、蛙と、鯉とが折り重なる景色は風流と言うより、深い深い穴に落ちた暗い物に見えました。


浴場全体の大きさは約6m×7mくらいあって、右手前には使われていないサウナがありました。

床は肌にざらりをこしらえたでこぼこ顔の灰の石タイルが畳んであり、それが歩く足裏を不揃いな刺激によって楽しませます。

この石も浴槽から溢れたお湯の下ではすっかりざらりを失って、きらきらと眩く光る、丸い石の表情を大人しく浮かべていました。


壁はコンクリートを白く塗って造られており、温泉でくすんだ白を幅広く巡らせた表面は、長い間温泉を浴びた様子をほんのりと醸し出しています。

それを前後左右にぐるりと伸ばして、全体を歴史で覆っていました。

右奥には洗い場が縦に4つ並んでおり、その上にも目線くらいの高さほどに、長方形の擦りガラスの窓が横に長く伸びていました。

窓越しには朗らかに明るい陽が清々しく降り注いで浴場内を照り、出来上がった爛爛が、洗い場を筆頭にして辺りを一面をぱっと笑顔で包んでいました。



永田屋の浴場

もう一方の約3.5m× 1.8mある窓の外には、草津の緑がまだ昨日の雨の露を帯びて離さず、黒い土と線の細いシダ植物の上に命の輪郭をともに強く浮かべています。

その上にはガラスに滴る結露の露が、またありありとした緑を全体に塗りたくるようにつうと垂れていました。

少し離れた向こう右には伝統建築技術を使い造られた建物が、昔ながらの装いを白と黒を纏いながら気高く浮かべているのが瞳から心の奥へと入り込みました。


天井は吹き抜け意外が2.1mと開放感はありませんが、万遍なく伸ばした白一色からは、湯気によって溜まった滴が温泉の優しさをぽたぽたと垂らしてくれました。

それは折々体の上に着地しては、つうと皮膚をなぞって短い時のうちに過ぎ去りました。

天井のガラリまでは高々と手を伸ばした軽き白が行き着いた先で光と出会い、柔らかきものをさらに柔らかくして、時折剥げた皮膚からは、重厚な茶色が暖かみを覗かせています。


永田屋の浴場

【源泉や浴槽の造り・大きさについて】

永田屋で使われている源泉は万代鉱源泉。

草津にある6つの源泉中もっとも酸性度が高く、殺菌性の高い温泉です。

酸性を表すPHは1.5。10に近づくほどアルカリ性になります。


万代鉱が広がる浴槽の縁は約13㎝と幅狭く、それがぐるりと湾曲した浴槽を回り、所々固形化した温泉成分が白い角を棘のように出しています。

入れる人数は8人くらいで、ゆったりとした大きさが浴場の真ん中へどんと据えられています。

浴槽底には石タイルが張り並べてあって、浴槽の壁と共に触れれば、ざらざらとした心地よい石の肌触りを感じられました。

浴槽を跨ぐように架けられた太くてぶ厚い石橋は、右奥に曲がった先で、その広い浴槽を大と小の二つに切って分けています。


【色・湯温・指触り】

ここに張られた湯の色は無色透明。

何も混じっていない純粋なお湯は底まで見えるくらい綺麗に透き通った温泉を石の縁からきらきら溢れさせていました。

湯口から落ちたお湯が透明なお湯にどぽんと刺さり、湯面全体に大きな波紋を扇型にゆらゆら走らせています。

波紋は対面の縁で小さな波紋として跳ね返り、出会った波紋は親子のようにぶつかり合いながら、震える大地の如く複雑な波動を浴槽全体で起こしています。

そこへ左手をすっと潜らせてみました。


手で感じた湯温はおよそ42℃。

数分浸かるうちに熱くなれそうな温度で、それを掴んだ心はうんと納得の色を表しました。

両手を使ってざっぱり取ると、それだけでもぬめぬめとした滑り気があるのが容易に分かります。

ここまで温泉顔が簡単に分かると胸がとんとん弾むもので、入る前から肌に着込む温泉衣を想像の内で喜びました。


【お湯へ入った時の肌への刺激・浴槽の深さ】

純粋なそうなお湯にずぼっと左足を入れ膝上まで来る温かみを瞬時に感じながらも、間髪入れずに右足もずぼりと入れました。

広くじわりと伝わるお湯の温もりを、細く長く吐く息と隣合わせにした辺りへ深く漂わせました。

そのままゆっくりと浴槽底まで腰を据えると、首の下にある肉全てにじわじわとしたものが優しく巡ります。

と同時に意識も一気にふわりと軽くなり、そのまま浴槽の縁へ首の付け根を預けると、湯の中を軽き肉が穏やかに漂いました。

思わず口の中からは、「気持ちいい~」と言う言葉が深い肚の中から逃げ出すように出てきました。


肌に向かって心を念入りに向けてみましたが、強酸性の刺激がほとんど感じられません。

おかしい、酸性が強いんだけどな...と首を傾けました。

お湯が肌に当たる感じはとても優しくて、尖らせた集中の先では、湯温の温かみのみがそっと皮へ寄っていました。


しかし奥深くからのっそり来る熱と、真ん中でどくどくと動く心臓の音を耳に打たせていると、後からぴりぴりとした酸性が訪れました。

時間差で来た刺激は胴回りと両腕をぐるりと囲んでいます。

この時やはりかと思いつつも、漸く見つけた草津の温泉顔に嬉しさをそっと咲かせました。

湯面はどっぷり浸かった時に鎖骨下辺りでそっと落ち着きました。


約53㎝くらい、ちょっと低めな所が湯圧から楽に逃れられ、ゆっくりとした湯あみの楽しみを与えてくれます。

湯中に沈んだ足は独泉の如く気分で軽々と遠くへ放られました。


【香り】

両手いっぱいに取った温泉に鼻を近づけて、香りを深く吸い込んでみました。

お湯からは強い硫黄の香りがやってきて、えぐみのような癖のあるものを長く長く意識に巡らせました。

まさに硫黄泉を想起させる香りは両手の中にある狭い空間一杯に充満し、取り込まれた先で気分をぐっと盛り上げた後には、霧へ入り込んでいく人のようにしんと消えました。


【味】

湯樋から際限なく落ちてくる温泉を指に取ってぺろりと舐めました。

舌頭に触れたお湯からは強烈な酸味が感じられます。

そこには少し塩気も含まれていて、お湯が運ばれた口内では、どこからともなく出た生唾がいっぱいに集まりました。

頬がしぼんで肉を集めるほどの輪郭がある酸味でした。


【肌触り】

湯中をふわりと漂う腕を掌ですっと撫でれば、柔らかき温泉衣が薄い滑気の内に感じられます。

入る前に手で掴んだぬるぬるとしたものよりかは少し落ち着きを見せていましたが、皮の上に這わせた掌からは、確かに優しげな膜がぼんやりと姿を表していました。


湯に沈んでいた体は、数分経つ内に炎焰とした熱を肉の底に溜めていました。

だらんとした体を力なく浴槽の縁へ並べて休んでいると、骨を抜かれた肉が脂肪だけになって、身体全体へ重くしかかっているように感じられました。

深い底へと意識を投げれば、芯とも分からぬような遠い場所から湧き上がって浮かぶ熱が、皮の近くで行き場を失った挙句、全体にぼうっとして居るのが分かります。

顔は天辺から満遍なく火照り、脈々と流れる血を運ぶ心臓の音を穏やかに耳へ届けて、朧気の面を被った下にあるまぶたを半分落とします。


目の前には石でできたぶ厚い橋が地獄のようにごつごつと硬い表情を左と右に渡していました。

ふとそれを見ながら、地獄の世界では、こう言う硬い肌の上を裸足で引きずって歩かされるのかしら、と可思議に考えました。

考えても意味のないことをぺたんとしながら考えている間にも、湯面からは白い湯気がもくもくと立ち、洗い場から射した陽光はそれを更に真っ白く魅せています。

朧雲みたいな湯気の中に浮かぶ橋はますます地獄の様な顔を強めますが、この浴場に転がる漆黒の岩と、漆黒の上に鎮座する灯籠と、七福神みたいな置物と、蛙と、ざらりとした石の肌触りとぐちゃぐちゃに合わさって、こわいと言う言葉の反対側に美しい風流を感じさせました。


永田屋の浴場

頭の上のがらりからは涼しげな風が秋の気配を含んではらりと落ちてきます。

ぼうぼうと音を立てる皮膚を撫でるそよ風は穏やかな足跡を肌に残し、ガラスの向こうにある百花繚乱の世界へと消えます。

いつまでも冷めない体をこしらえた後は、窓の外を眺めることに時間を費やすことで更に安心を感じていました。


内観含む永田屋の雰囲気(まとめ動画)▼


永田屋の宿泊料金(参考程度)

物腰が柔らかく丁寧な館主や仲居さんが受け入れてくる永田屋では、静寂の上で家庭的な温かさが味わえます。

そこで、できるだけ宿泊費を抑えれそうなじゃらんで永田屋の宿泊相場を調べてみました▼

今現在は「Go To トラベルキャンペーンにより宿泊費が35%割引」、落ち着いたお宿に安くのんびりと泊まれるならばそれに越したことはありません。


9月27(日)宿泊のもので一名予約。表示価格は税込みです。

素泊まり
  • 10,160円
  • Go To適用後 ➡ 6,604円 

ちなみに二名予約は14,820円

Go To適用後 ➡ 9,633円 一人あたり4,816円

一泊二食付き
  • 15,110円 
  • Go To適用後 ➡ 9,822円

ちなみに二名予約は24,720円

Go To適用後 ➡ 16,068円 一人あたり8,034円

2020年9月15日調べ


永田の場合一人宿泊があるのは嬉しいですが、土曜日の宿泊は検索に引っかかりませんでした。

なので電話にて応相談するのが良いかもしれません。

しかし素泊まりにしろご飯付きにしろ価格的にはかなり両親的なので、お財布との相談がしやすいのが嬉しいお宿だと思います。


ちなみにセブンイレブンがすっごい近くにあるのも便利。公式HPに持ち込みも可能とあったので助かりますね。


じゃらんのGo To トラベルキャンペーンは、予約する際自動で35%割引されるようになっていました。

予約操作が楽ですね。

宿泊時の注意
  • エレベーターは無し

※永田屋は周りを見る限り20~60代くらいまで幅広い年齢層に受入れられていました。


施設情報を含む、永田屋まとめ

最後に施設情報含めて今回の記事をまとめます▼

永田屋は
  • 美しいとも思える地獄のような岩風呂に入れる(露天風呂は無し)
  • 草津温泉で一番酸性が強い万代鉱源泉を味わうことができる
  • お風呂使用だけの日帰り入浴は行っておらず、部屋休憩とセットになっている
  • 日帰り入浴の料金は宿泊とあまり変わらず割高になる
  • 館主、仲居さんは対応が柔らかく、館内の造りや静けさも含め家庭の様な落ち着きがある


※スマホの人は横にして見ると見やすいです▼

住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津464-285 (湯畑から徒歩15分)
駐車場(日帰り入浴者含む) 有り(旅館目の前)
源泉(掛け流し) 万代鉱源泉
泉質 酸性塩化物硫酸塩温泉
PH(水素イオン指数) 1.5(強酸性)殺菌・ピーリング効果
効能 神経痛、関節痛、うちみ、やけど、慢性消化器病、病後回復期、美肌、慢性婦人病など
設備 無料ロッカー・リンスインシャンプー・ボディソープ・ドライヤー
その他 日帰り入浴に関してコロナ現在は行く前に要問合せ(営業時間の確認)
HP 永田屋
TEL 0279-82-5353

草津温泉バスターミナルからの行き方▼

永田屋の外観

永田屋では見惚れる様な地獄にも似た岩風呂と、肌に滞在する強烈な保温力を持つお湯を楽しむことができました。

一度じっくり温まった体を外に出した時に感じた肌の熱は、そうそう冷めることのない焔のようなかっとした燃え上がりを与えてくれます。

じっとりと火照った体を暫く置いておきましたが、体温の落ち着き方もかなりのそりとした亀の歩みでした。


恐ろしくも美しい漆黒の殺生河原をぽっと置いたかのような風景と、万代鉱源泉の滞在し続ける湯の暖かみは得も言われぬほど身体に心地良いですが、百聞は一見に如かずで体験した人にしか分からないものかもしれません。

しかし個人的にはこの二つを永田屋でちらちらと感じて、ぼんやりと時間を忘れた湯浴みの中で穏やかに楽しんでいました。



以上、永田屋の日帰り入浴紹介を終わります。

どうもありがとうございましたm(_ _)m