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【長閑な檜風呂】草津温泉 益成屋の極上温泉(湯畑から徒歩30秒)

こんにちは。群馬県草津町在住の公太です(^-^)
湯畑周辺で老舗旅館の湯めぐりをしています。

先日、昔ながらの暖かな趣が感じられる「益成屋」と言うお宿の日帰り入浴をしてきました。

泉質にこだわる草津温泉には、日帰り入浴専用施設からお泊りができる旅館まで、色んな所で温泉を楽しめるようになっています。

専用施設は大きな造りで解放感を味わえ、旅館は老舗ならではの個性や静けさが味わえたりなど、どちらも一長一短。

しかし、せっかく温泉で癒されに来たならば、自分の納得のいく形の温泉を見つけて入りたいもの...。

そこで今日は老舗旅館「益成屋」の日帰り温泉を隅々まで詳しく紹介したいと思います。

立地も風情も評判の良い益成屋。これから草津温泉に来る温泉好きな人の参考になればと思います。

益成屋とは

益成屋の外観

益成屋は群馬県草津温泉にある、和風村加盟宿の木造老舗旅館です。

湯畑から西の河原通りを北西に約30秒歩いた所にあります

和風村について詳しくは「草津温泉でお得に湯めぐりすることはできる?体験を元に条件や方法を詳しく紹介。」をご覧ください。

益成屋は、古い江戸や京都の町に置かれた様な静かな数寄屋造りで、黒と白の色合いで持ってずっしりと引き締まり、そして昔ながらの風情が感じられる入口の瓦屋根が、田舎の様な落ち着きを瞳の中に落とします。

風流を感じられます。

入口周りの庭には夏の空の下に咲いた紫陽花が、明るい陽の元で生き生きと育ち、その鮮やかな青を清々しく広げていました。

紫陽花

他にもベランダ含め小さくまとめられた花々は、花屋のように様々な自然の色合いで持って行儀良く並べられ、葉がそよそよと風になびく姿がとても涼しく目に心地良かったです。

館内は女将さんの趣味で飾られた押し花のギャラリーや、琴の音色がBGMとして静かに流れているので目や耳、胸が安らぎます。

益成屋 弁天の湯

浴場は一階にあり木の柔らかみが嬉しい檜風呂。優しく温もりを感じるお風呂です。

露天風呂はありません。

「弁天の湯」と呼ばれる浴場では白旗源泉が使われていますが、益成屋は全室に個室を持っており、そこでは湯畑源泉も楽しめます。

ちなみに、白旗源泉は源頼朝が発見し使っていたと言われるお湯で、シミ予防、メラニンの分解に効能があることから『美肌・美白の湯』とも呼ばれています。

個人的には湯畑の目の前から、一歩だけ中に入っている所がいいかなと思います。

益成屋自体も謳ってはいますが旅館の中で過ごす時間は本当に静か。しんとしていて何も聞こえませんでした。

「湯畑から徒歩30秒でそんな馬鹿な」と思うかもしれませんが、「百聞は一見に如かず」

立地で考えると嘘のようだし、味わってみない事にはこの静寂が信じられないかもしれません...。

益成屋 体験談

益成屋の建物入口

僕が体験した益成屋の温泉を鮮明に伝えるため、中の様子をこと細かく書きます。

行く行かないを考える一つの判断材料としてご覧ください(本当に細かいので長文です)

入口~脱衣場

益成屋の受付

細かく鮮やかに彩られた庭園を過ぎ敷居を跨ぐと、木造の柔らかい雰囲気に包まれた館内に入れます。

玄関には右下に焚かれた一本の線香が、マスクで覆い隠された鼻の上から、緩い時間の落ち着きをもたらしました。

正面には戦国時代を思わせる甲冑が飾ってあり、その右隣には女将さんの暖かみのある綺麗な押し花が、左には熱が浮かんで見えそうな風情ある囲炉裏、右手には受付があります。


益成屋の玄関

受付で手形を見せ支払いを済ますと、女将さんが自ら、受付とは反対方向にあるお風呂場まで丁寧に案内をしてくれました。

浴場へ着くまでの足の裏には、田舎の家の中にいるような木の温もりをひたひたと感じました。


益成屋の浴場入口
浴場入口
弁天の湯 脱衣場
弁天の湯 脱衣場

ガラスが入った木製の引戸を開けて中に入ると、頭から布を被るかのように、どっさりと檜の香りが深く鼻先に落ちてきます。いい香りです。

脱衣室は四方八方全てが木の板張りでできていて、ぐるりと自然の柔らかさが感じられます。

壁にはめられたL字の窓からはたっぷりの陽が入り、脱衣場も爛々としていました。

手入れは行き届いて清潔感があり、全体が綺麗ですね。


左には大きくて使いやすい洗面化粧台が二つ、上から橙色の明かりがぽうっと灯っていました。

右手前には、約30㎝×40㎝のロッカーが15個あります。奥行きも深いのでリュックも難なく入りました。

弁天の湯 脱衣場

浴場

益成屋 弁天の湯

浴場入口は、目の細かい木製の開戸が、どっしりとした焦茶色と繊細さを兼ね備えています。

中に入ると、檜風呂がずしりとした重みで持って優しく出迎えてくれました。

浴場内は、強い檜の香りに温泉の硫黄の香りが混ざり、温泉の色をますます強く心へ魅せました。


暖かみのある浴場は、正面のガラス張りの窓から夏の強い光を中へ招いて床に落としています。

一階だし石垣なので眺望に特別さはありませんが、大きく入る外の陽は随分と朗らか。

床の檜には、湯の花が茶色を無造作に白く塗りつぶし、さらに柔らかさをぱっと着せているようにも感じられました。心も白く塗られ晴れる様な気分です。

全体的に白く朗らかな床一面はこれまた随分と綺麗に整えてあり、
清潔感も抜群のものなのでどこにでも腰をゆっくりと据えられるものと感じます。


弁天の湯 

浴場全体の大きさは約7m×7mの正方形に近く、広め。

浴槽は左右にあり、左側は長方形で約2.2m×5m、10人くらい入れます。

右奥側の浴槽も長方形で約1.6m×2m、こちらは小さいので入れるのは2人くらい。

それぞれ大きさが違いました。

二つある浴槽の源泉・泉質、湯温は同じでしたが、日によっては違う事も。


浴槽縁は16㎝幅ほどで、それが床から8㎝ほど立ち上げぐるりと優しい木を回してあります。

浴槽内には出入口に木の一段があり、そこに座れば半身浴がゆっくり楽しめます。

浴槽底はざらりとした肌感触の灰色の石タイルでした。

木の段差とタイルで素材が違うのは珍しいですね。


そしてお互いの湯船には、湯樋の先から温泉が穏やかにちょろちょろと浴槽へ注がれています。

そこから白い湯気がふわふわと上る姿もそっと見えます。

糸の滝みたいに落ちるその音は、とてもとても静かで艶っぽく、優しいものと言う印象でした。


弁天の湯の天井

壁は、濃く深い焦茶色の板張りが天井へ向かって伸びて、そこからは斜めに上がった天井が、吹き抜けのガラリに向かって集まっていました。

手繰り寄せられるようにその先に目線を向けると、そこにはぼうっとした、朧気にも思える陽が入っている様子が伺えます。

これは割と控えめなガラリですね。

天井の高さは5、6mといった所で、草津内の木造温泉旅館としては高め。
更に浴場全体が広いせいか解放感もありました。

頭の上には、てかてかに見える太く丸い木の柱が、たくましく交差して、浴場をがっしり支えてくれていました。

そんなことを感じ取っている間にもするすると鼻には硫黄の香りがやってきています。

益成屋の弁天の湯

益成屋で使われている源泉は白旗源泉。

草津に6つある源泉の中でも白濁しており美人の湯と言われています。

浴槽の底がうっすら見えるか見えないかぐらいの白濁は、湯樋から落ちた温泉により、波の波紋をそっと立てていました。

あまりにもしっとりとした白波紋のせいか、その湯面は、寒天のように柔らかく揺らいでいるようにも見えました。綺麗ですね。

そのお湯にゆっくりと浸かってみました。


そろりと伸ばした足先から感じるお湯の温度はおよそ42℃。

通常が熱いと言われる草津温泉でもかなり入りやすくて、優しい湯温です。

肌の中に感じるじわりとした熱が、積み上げるように段々と大きく広がっていきます。

ゆっくりと浴槽底までお尻を下ろして行くと、浴槽の中に生じるお湯の流れが、沈殿した湯の花の粉を動かしているのが目に映ります。

まるで海の底に沈殿する白砂が巻き上げられるように、さらさらと白い粉の場所は、入る僕の動きによってあちこちに移り変わりました。

益成屋の弁天の湯

胴回りから軽いピリッとした酸性が皮膚に感じられます。

ですが、それはとても微かな刺激で弱々しいもの。

湯温も落ち着いていることもあって、とても心地良く穏やかなものでした。

壁に背中をベッタリ付け足をぶらんと投げ出せば、悠悠体を伸ばすこともできます。

ただ、浴槽縁と浴槽の壁が真っすぐ同じ平らではないので、少し出っ張りが体に当たります。ちょっと個人的には体のおさまりが悪く感じてしまいました。

浴槽の深さは60㎝くらいと少し深め、どっぷりお湯に浸かれば、顎に被さるくらいに湯面はそっとおさまります。

目の前には白濁に浮かぶ湯の花の白い粉が、色んな形を取りながら漂って見えます。

温泉の波紋と相乗りしながら浴槽の角にそれが徐々に徐々にしっとり集まります。

ゆらりとした様子がまた風流。落ち着きますね。

湯面に鼻が近づけば、ささやかな硫黄の香りが鼻先に落ちて頭に上ります。

弁天の湯に流れ着いた硫黄に濁るような強さは無く、かなりさっぱりとしていました。

両手でたっぷりと救い上げてぐいっと嗅ぎましたが、ぼんやりとした姿を意識の端に残す程度で、さり気なさを有した良い香りだと思いました。

益成屋 弁天の湯


浴槽に流れ落ちるお湯に手を伸ばして、味をじっくりと確かめました。
舌先に触れるお湯からはあっさりとした酸味を見てとれます。

さらりと口に含めるレモンぐらいで、頬に強い刺激をもたらすものではありません。

口の肉を強く寄せるような凋落が無い、簡素な酸味と言った感じで、割と滑らかなものでした。


身体の芯からじわじわと温まる肌を撫でれば、ほのかにつるっとした手触りを掴めます。

手触りはさらさら。

指の間で何度も刻むように吟味しても、純水のように指がすべすべと流れます(あまりぬるりとはしていません)

ただし、そこは草津温泉の酸性湯。
殺菌され塩の膜を帯びた肌は、ぽかぽかと温まり、つるりとした顔になりました。

益成屋 弁天の湯

足の裏や掌、お尻には、浴槽底のタイル石が大きめの目地で持ってでこぼこの感触を感じさせてくれます。

火照る肌を撫でるざらりとした石の表情が、ぼーっとした意識の向こうで大した訳もなく気持ち良かったです。

じっくりとした熱さをこしらえた体になるたびに、湯の花がこびりき白くなった床の上にぺたりと座りました。

毎度思うのですが、根こそぎ力が抜けてくたりと座った時に感じる木の温もりは、得も言われぬほどの心地よさを肌に運びます。

かかとやふくらはぎ、腿の裏、おしり、背中には、とてもしんなりとした木の柔軟さが伝わります。眠気もべったり意識に伝わります。

檜風呂の醍醐味ですね。


益成屋 弁天の湯

ぼんやりとした意識の横には、白く濁ったお湯が、肌のような表面の柔らかさでゆらゆらと揺れている景色が見えます。

そこには照明の暖かい橙色が、月みたいな丸い形で落ちていました。

立つ波によって絶えずぐにゃりとなるその丸は、夜の海に落ちた月のような綺麗さで、きらきらといつまでも輝いていました。

白濁は燦燦と落ちる陽によってますます幻想的に光ります。

朧月のようになった意識には、最後まで湯樋から落ちる露を含んだ温泉の音が、点滴のようにするすると入っていました。

ここではそれが特別な子守唄だったようにも思えます。

@funfun_100さん▼

施設情報を含む、益成屋まとめ

益成屋の素晴らしい所は、湯畑から徒歩30秒と言う立地にありながらも、静かな時間が流れる空間を確保できている所でした。

檜風呂の中に入り込む涼しい風を感じていた時間、繊細な押し花が並ぶ女将さんのギャラリー部屋など、耳や目に入るものは心安らぐ自然の足音ばかりです。

これだけしんとした造りや気づかいのあるおもてなしを受けられるのならば、今度は是非泊まってみたいものです。

※スマホの人は横にして見ると見やすいです▼

住所 群馬県吾妻郡草津町406 (湯畑から徒歩で約30秒)
駐車場 無し(近くの有料パーキング・もしくは無料の天狗山第一駐車場へ)
日帰り入浴料金 1000円/一人(手形使用時は700円)
日帰り入浴営業時間 11~14時 ※1時間程度の使用
源泉 白旗源泉(専用貸切風呂は湯畑源泉)
泉質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩
・塩化物温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)
PH(水素イオン指数) 2.0(酸性)殺菌・ピーリング効果
効能 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・うちみ・冷え性
慢性婦人病・皮膚病一般・健康増進など。
設備 無料ロッカー・シャンプー・コンディショナー・ボディソープ
その他 コロナ現在は行く前に要問合せ(営業時間の確認)
HP 益成屋
TEL 0279-88-2005

湯畑からの行き方▼

内観含む益成屋の雰囲気(まとめ)▼

益成屋の玄関

隣室が無くプライベートが守られた全6室の静かな益成屋。個人的にも一度は泊まってみたいお宿です。今現在は「Go To トラベルキャンペーンにより宿泊費が35%割引」、都合がつけばけっこうお得だと思われます。

そこで、できるだけ宿泊費を抑えれそうなじゃらんで益成屋の宿泊相場を調べてみました▼

8月26(水)宿泊のもの。下記の価格は税込みです。

平日限定素泊まり
  • 37,700円/二人 
  • Go To適用後 ➡ 24,505円/二人 一人あたり12,252円
一泊二食付き
  • 48,700円/二人 
  • Go To適用後 ➡ 31,655円/二人 一人あたり15,827円

食事は個室。

2020年8月12日調べ。共に10畳和室

完全個室の食事なので、プライベートもコロナ防止対策も破られることが無いのが安心。しかも全室貸切風呂付。

上記は平日宿泊の検索ではありますが、夏休み中の高級老舗旅館にしてはまぁ高くはないのかなと...。

ただし、お一人での宿泊には向かないので御注意を。Expediaくらいしか検索されませんし、日付も12月と遠いものでした。

▼温泉まんじゅう人気店!益成屋すぐ側の松むら饅頭

松むら饅頭

▼全19ヶ所、天下の名湯が無料【共同浴場情報】

白旗の湯の外観

▼のんびり自然観光が癒し力強め【西の河原公園】

観光のモデルコース(草津温泉観光協会)

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