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【湯畑で日帰り入浴】草津温泉 平の家で美しい白濁湯を楽しもう

平の家の浴場入口

こんにちは。群馬県草津町在住の公太です(^-^)
日々草津温泉で自分に合う日帰り入浴を探しています。

先日『平の家(ひらのや)』という旅館の日帰り入浴をしてきました。

天下の名湯と呼ばれる草津温泉には、手に余るほどのお宿や温泉施設があります。

よっぽどの温泉好きでなければ細かい造りや源泉はそこまで気にしませんが、それでも草津温泉初心者さんからしたら観光をしやすい所で効率的に温泉を楽しみたいものです。

今日は、湯畑真ん前で日帰り入浴(宿泊と食事もそれぞれ可)ができる『お宿 平の家』(おやどひらのや)を紹介。

日帰り入浴は少しお高めですが、神経質の僕がけたたましく落ちるお湯の音や、換気扇の音が一切気にならない不思議な温泉がそこにはありました。

草津温泉に日帰りで来る人も泊りで来る人もこれを参考にして、観光とまとめてゆっくりと温泉に浸かってみてはいかがでしょうか。

平の家とは

平の家の外観

平の家は、湯畑前にある上州麺処平野屋(蕎麦屋)が併設された5階建ての温泉旅館です。

和の砂壁を表す様な色を纏った建物は、木造りの柔らかなベランダや、鱗の様な日本の趣ある瓦屋根が、温泉街の雰囲気を優しく浮かべています。

源泉は美人・美白の湯として名高く、歴史も深い白濁の白旗源泉。石造りのお風呂は大きくもなく小さくもなく、6人くらい入れる丁度良い規模の物で、草津温泉の硫黄の香りがありありと鼻先で感じられました。

湯畑目の前と立地が良いため、休みの日は多くの温泉好きの人で暖かな賑わいを見せています。

平の家のお風呂の魅力

女湯(公式HPより引用)

平の家のお風呂では、川にある滝の如く激しく流れ落ちて来る湯樋からの温泉の音を、神経にとっても優しい響きを持って楽しむことができました。

僕は音にかなり敏感な質であり、換気扇などの機械音も気になることが多いのですが、平の家のお風呂では、叩きつける様に激しく落ちた温泉も、神経に触ることは一切ありませんでした。

溢れんばかりに運ばれてくるお湯は、ハイキングや避暑地として楽しむ川のせせらぎを思わせ、内風呂ながらも露天の様な感覚を耳に叩いて、湯浴みをゆったり穏やかに楽しませてくれます。

それは普段僕が気になってしまう換気扇の回る音すらも、易々と消し去り、存在を綺麗さっぱり否定することができました。

個人的にはこの感覚がかなり珍しく、しんとした中にけたたましく鳴り響いていた音に、自然の色鮮やかな風流すら感じて予想以上に落ち着けた事から、平の家の大きな魅力として捉えました。

画像は公式HPより引用


入口~脱衣場

平の家の浴場入口

湯畑から中へ入り十歩も行かない内に、左手にある併設された蕎麦屋のレジにて支払いを済ますと、店内にいた仲居さんがそのまま浴場まで案内をしてくれました。

外国人の女性でしたが、日本語は難なく聞き取ることができるくらい話せるので問題はありません。

井草で作られた涼し気なスリッパを「どうぞ」と用意してくれ、浴場入口前にある貴重品ロッカーもしっかりと教えてくれました。

一階入口から一本道のどん突きにある浴場入口は、左が男湯、右が女湯として青と赤の暖簾が垂らされています。

支払い前に手のアルコール消毒と検温をレジ前にて行いました。

平の家の浴場入口

薄茶色が暖かな木製引戸をがらりと空け中に入ると、すぐそこが脱衣場になります。

入った瞬間からじゃばじゃばと温泉の落ちる音が聞こえる脱衣場はそれなりに広く、まず第一に自然素材の温もりを清潔の中に感じることができました。

脱衣場はほとんど長方形に近くて約5.1m× 3.4mの大きさ、床は涼し気な籐、壁は灰の縦線が入ったクロス、天井も籐模様のクロスが張られており、全体的に落ち着いた茶が支配していました。

正面には、四列三段の籠付きで仕切りの無いタイプのロッカー(12個)、その左に横に並んだ洗面所が二つ(丸椅子二つ付き)、洗面所の向いに四人掛けの長い木製ベンチ椅子があって、ロッカーの右には擦りガラスの入った浴場への開き戸があります。

洗面所にはドライヤー・髭剃り・綿棒・洗顔フォーム・ハンドクリームがあり、色々と用意が良いと言った印象で、不自由なことは何一つもありません。

その他、無料の天然水に入浴用のフェイスタオルもまとめて置いてありました。

籐を踏む足の裏には、直線的に編み込まれた模様が細い線の刺激をやんわりと与え、それがさいの目にできた四角模様を、広々と脱衣場へ広げていました。

天井は2.1m程で高くもありませんが、落ち着いた色合いが頭から交差する脱衣場では、横に広く、照明の白が明るいこともあって、ちっとも窮屈は頭に落ちません。

女湯の脱衣場(公式HPより引用)

浴場

男湯(公式HPより引用)

右に開き戸を空けて中に入ると、体中にぶわっと分厚く温かい空気が瞬間的にへばりつきました。と同時に、すっぱい酸味が混じったような硫黄の香りも、どっさりと鼻の奥に入り込みました。

夜の温泉街の落ち着いた橙色が光る薄暗い浴場内は、じゃばじゃばと流れ落ちた温泉の音に加えて、生温かさと硫黄臭が充満し、如何にもらしい草津の空気が五感を占領します。

正面に大きく見える坪庭は、コンクリートで出来た土留めの壁にツル性の植物をわさわさと横に走らせ、今なお降り続ける雨の艶を、暗い内にきらりと浮かべているのが認められました。

即座に瞳の中に映った多くの木造りは、穏やかな色を穏やかに心へ落とし、朧雲の中にあるような浴場に足を踏み入れたこちらを、温もりの渦の中へ引き混んでくれたように思えました。

浴場は約4.5m× 4.7mの長方形に近く、床と浴槽を石造り、壁を木(檜)の板張り、天井の素材は良く分かりませんが薄茶色を広げています。

中くらいと言う感覚が頭に浮かぶ浴場は清潔感もしっかりありました。

正面に浴槽1つと坪庭、左に洗い場3つ、右にも洗い場1つ配置されています。

床は20㎝角ほどの赤み掛かった石タイルが敷並べてあり、つうと溢れ出る温泉の通り道の下で、微笑ましい湯浴みを永遠と行っています。

石タイルは壁の下側を二枚ほど支配して、低い位置で淡い灰色をぐるりと浴場へ回していました。

ぬるい床をひたりと踏むと、ざらざらの石肌が柔らかく足裏を撫でて、静寂に近い喜びを心の奥にそっと届けてくれます。

洗い場にはシャンプー・コンディショナー・ボディソープ・洗顔・シェービングフォームまで揃っていて便利の一言。ただ、料金から考えたらこれだけ用意がいいのも当たり前かも...とも受け取れました。

壁は暖かな茶色を縦に並べた板張りが、思わず手で触れたくなるほど、しんなりとしているように見えました。

柔軟でつるりとした肌を壁一面に巡らせて浴場を取り囲んだ軟らかな肌は、軟らかな温もりで浴場を縛り付けています。

穏やかな檜には丸い照明が三つ、目上の高さに月明かりのような優しい橙色をそっと灯して、美しい檜を無言で強調しています。

正面にある大きなガラス窓は2.8m× 1.7mくらいあって、表面にみずみずしい滴をちらちらと付けたガラスの先に、音の気配を消した風景を展開していました。

外の景色には灰のコンクリートできた四角模様の土留が多く見え、その下に、雨の艶がたっぷりと乗った黒い岩が、きらきらとした女性の様な美しい顔を、ひょっこり下の方に出しているのが見えました。

土留の上は屋根で塞がれているため、もはや直上からは陽も差さないけれど、横の遠い所に目を投げると、土留と屋根の隙間から、爛々とした陽光が雨雲から突き抜けて坪庭にすっと入っていました。

余談ではありますが、外にあるはっきりとした輪郭の葉は、造花だという事に後になって気づきました。

頭には壁よりもさらに薄い茶色を、真っすぐに並べて、天井に達した壁の檜と共に、頭から温もりを叩きつけているかのようです。

面の上には、ふわりと舞い上がる湯気が作る水滴をきらきらと散らして、濡れ髪の様な艶を辺り一面に美しく浮かべていました。

天井の高さは脱衣場と同じく2.1mほどなのでがらんとした開放感は特にありませんが、つるりと光っていたので清潔感はありました。

【源泉・浴槽の造り・大きさについて】

平の家で使われている源泉は白旗源泉。6つある草津の源泉の内で歴史が最も古い上、美白・美人の湯と言われています。

ここら辺じゃ昔から白玉の様な皮膚になるとも言われていますね。

酸性を表すPHは2.1。10に近づくほどアルカリ性になります。

浴槽は約3.4m× 3.6mの長さがあります。長方形でもないので形は伝えづらいですが、入れる人数は6人ほどで広々としていました。

幅20㎝以上ある浴槽縁は赤御影石で造られ、元よりうっすらと白くなった柔肌をぐるっと一周回して浴槽を囲っています。

白く硬い湯花の塊を、所々尖るように付けた不規則な表情を持つ御影は、ぺたりと着く掌や尻の肉に、自然に起こる不意の刺激を与えてこちらをはっとさせました。

浴槽の中は薄灰のタイルが綺麗に畳んであります。高さ30㎝くらいの一段が出入口にあって、そこへ座ればへそ上くらいに湯面が落ち着く高さでした。

窓側にはたいそう立派な湯樋が坪庭に沿うように横に走って、途中の腹の部分と、伸び切った先で温泉を落としていました。

伸びきった先で床に落ちる温泉に至っては、滝のように堰を切って、ばしゃばしゃと勢いの良い音を叩き出しているので、川の絵の一部を切り取って張りつけたとも想像させました。

それに対し、湯樋の腹をくり抜いた口から浴槽へ流れ落ちた温泉は、その湯量を角材の蓋で調整され、滝と比べると、子供の様な小さい音をじょろじょろと立てています。

それら二つの音の背後でこぉぉと鳴る換気扇の音と来たら、すっかり影を潜めています。

しかしながら、立派な湯樋に近づいて上から覗いて見たら、長い切り込みによって出来た溝とも言える道の上に、透明な温泉の川を鮮やかに流していたので、それを見つけた時には、あまりの美しさに風流を見い出した気にもなりました。

【色・湯温・指触り】

浴槽に張られたお湯は無色透明に近い透き通ったもので、ほんの少し、気持だけうっすらとした白い濁りを灰のタイルの上に、目の錯覚と思えるぐらいにそっと浮かべていました。

しかしこれは後に、湯面と目が平行になるくらいまで体が沈むと鮮やかな白濁へと変化して、それを眺めるこちら側に、ひっそりとした喜びを与えてくれました。

湯樋と湯面からはやんわりとした白い湯気が、ゆっくりとした速度でふわふわと立ち上っています。

湯口からどんどん流れ落ちてくる温泉は、着地した先で湯面を驚かせて、湯葉の如く柔らかな波紋を、大小様々な扇形に広げています。

近くにある浴槽縁では、怯えたようにぶるぶると震える湯面が、細やかにそっと動いていました。

今にも壊れてしまいそうなお湯に手を潜らせると、40℃くらいに感じられる、少しぬるめのお湯が皮膚にやんわりと触れました。

手に救ったお湯は笑顔のようなきらきらと輝く心地よい表情を、反射する光によってそっと目の奥へ届けてくれます。

指の先には少し不思議な滑り気を感じます。

それはぬるりとしているけれど何かこう少し重いような指触りで、指の腹を擦り合わせるたびに、摩擦を加えられたみたいな重厚さをうっすら湯の内に感じました。

【お湯へ入った時の肌への刺激・浴槽の深さ】

落ち着き払ったお湯の中へそろりと片足から入っていきました。

指先の皮膚から触れてくるお湯は、ぬる湯だったためぼんやりと温かくて、肉の奥に火が灯るように感じるまでは少しだけ時間がかかりました。

入った勢いに任せて大人しいお湯へ全ての体を放り投げると、意識の端にぴりぴりと酸性の存在をつかみ取ることができます。それは足の甲や前腕の皮の上にひっそりとやってきて、猫みたいにすっと身を寄せては、いつの間にか馴染んで消え去りました。

浴槽の深さは約56㎝あって、鎖骨の下側に温かいものがそっと鎮座しました。

石の側面は恐ろしいほどつるつるとしていて、ぺったりと付ける背中に、絹の様な滑る感触が与えらたような感じがします。

湯中の床は、温かき温泉の成分を四六時中浴びて丸みを帯びた石の肌が、優しげなざらつきを穏やかに足裏に運んでくれました。

両の足裏を何度か前後に動かし足裏に宿る刺激の楽しみを満喫していると、じわじわ温まってきている体に巡る血も温かく全身に通ったので、肉と骨がほぐされた足がだらんと湯中に伸びました。

【香り】

実は入る前に何度かお湯の香りに深く鼻を傾けたのですが、その時はほとんど硫黄の香りがしなくて、空気に紛れてしまった様な仄かな匂いを過去に見つけていました。

しかしこれが湯船にどっぷりと浸り両の掌で鼻先へとお湯を集めると、強く深い硫黄のえぐみが、不思議と鼻の中へ雪崩れ込むようにどどどどどと入ってきました。

奥の方に苦味さえ感じられる硫黄は、色濃く現した温泉顔で、湯中に体を投げたこちらの心を、橙色に輝く温泉街の中に深々と沈めてくれました。

【味】

透き通りすぎてお湯の流れの動きがほとんど掴めない湯樋の温泉をぺろりと舐めて、舌先に集めた神経で吟味してみました。

この浴場に流れるお湯は、氷で薄まった檸檬水のように細い酸味を持っていました。

無論触れた舌や頬の肉から生唾がじわりと出ることも無く、霧の様にあっさりと消えていきました。

【肌触り】

しばらくしてから肌をそっと撫でると、ぬるぬるとしたお湯の手触りが見つけられるようになります。

薄暗く纏わりついたその滑り気は、ぺったりと肌に纏わり付いた背後に、弱々しくも中々離れることのない執着の様な激しい色を、遠い所で魅せるかのように塗りたくっていました。

数分も経つうちに、底の底にある肉の深温と皮膚の上にある柔らかきお湯が、お互い身をじりじりと寄せる様に重なってくるのが分かりました。

友の様に身を寄せ合う二つの温度はとても優しくて、感化された心臓は穏やかな脈を、温もりに埋もれた体にとくとくと広げてくれました。

消えてしまったのかと思うほどゆっくりとなった息が、少なく空いた唇の隙間と鼻の先から穏やかに漏れて、日常を湯煙にそっと紛れさせたように思えました。

朧雲のようにぼんやりとした意識が作り出す景色の中では、丸い照明から暖かく湯面に落ちた月明かりが、その身をゆらゆらと鈍く揺らしながら橙色を縦に引き伸ばして、遊び心をにんまりと伝染させてくれます。

湯面を仰ぐ穏やかな扇は、湯葉のように柔らかな表面をそっと作って、横にある立派な湯樋の柔らかき腹に、柔らかき海の光の波紋をきらきらと転写して、それに見惚れた目の奥にある心をしばらくの間掴みました。

じんわりと温かくなった体を湯船に立て湯樋をひょいと覗いたら、まるで止まったようにゆっくりと流れる透明の底に、雪のように白い湯花がちらちらと落ちているのを発見できました。

まぶたも半分落ちた優しげな瞳で眺める湯花はとても綺麗で、摘んだ指の腹の中でくしゃりとした姿を平たく作り、大きな温泉の安らぎを頭から温かく掛け流してくれました。

白き湯気と共に吸いこまれる空気の動きが造り出した風は、ぼうとした肌上を端から順々に駆け抜けて、肉の火照りを涼し気な表情で撫でています。

最後に、湯樋に沈む湯量を調整している角材を横にすっとずらすと、並々に溜まっていたお湯が、鉄砲のような勢いで浴槽内に雪崩れ込みました。

大量に流れ込んだお湯は、湯温を段々と草津温泉らしいものに熱く上げていき、いよいよ持ってすっかり骨を溶かし、指の皮膚を、まだ先にある未来の姿へとしわしわにほぐしました...

ふと気づいた頃には、湯樋の中で静かに鎮座していたたくさんの湯花が、静寂をけたたましい滝音で破綻させた後に、青天の霹靂とも言える白濁の世界を眼下に造り出していました。

思わず釘を差された目は暫く見惚れたように滞在し、心はわっとした驚きを突如として浮かべ、その輝く光景に対しては、白い歯を見せるくらい楽しく接することができました。

平の家の浴場入口

休憩は浴場入口に二人掛けのソファがあるので、そこでゆっくり腰かける事ができます。

目の前に置かれた本棚には漫画が多いので、漫画好きのお一人様には最高かもしれません。


日帰り入浴の時間と料金

日帰り入浴

11~15時 1000円 (小学生以下は500円)

※支払いは現金のみ。

11時はあくまで基本の時間、開始時間は清掃の状況により若干変わることがあるそうです。

終わりの15時も、チェックインする客さえいなければ伸びるかもしれないような口ぶりでした。

なので平日のほうが時間的余裕がありそうですね。

フェイスタオルが含まれているので準備の手間が省けます。


貴重品がある人は浴場入口前に、返却式の100円ロッカーがあるのでそちらを利用しましょう。

平の家の貴重品ロッカー

【駐車場情報】

平の家の駐車場には、宿泊客しか車を停められません。

車で平の家の日帰り入浴をしに来た場合「草津温泉にある有料、もしくは無料駐車場」へ車を停め、そこから歩いて来る必要があります。

草津温泉周辺の詳しい駐車場情報は「草津温泉へ車で行く人へ。湯畑周辺駐車場まとめ【様子が分かる動画付】」をご覧くださいませ。


無料駐車場に停めるなら「天狗山第一駐車場(徒歩20分)」▼


日帰り入浴の注意点

コロナ現在のお宿やホテルでは日帰り入浴を毎日やっているとは限りません。

実際今の草津温泉では営業時間の変更や、宿泊者・手形持参者のみの受け入れに変えている旅館もあるので注意しましょう。

コロナ現在の日帰り入浴確認事項
  • 営業をしているのか?
  • 営業をしているならば何時から何時の営業か?

以上二点を確認しましょう。

【おまけ】平の家の宿泊料金(参考程度)

湯畑前で立地が良い為、観光もしやすい、そして食事も取りやすい平の家。更に10畳以上の広い部屋から幻想的な夜景も見れるため、草津温泉初心者さんが楽しむには打ってつけだと思います。

ということで、できるだけ宿泊費を抑えれそうなじゃらんで平の家の宿泊相場を調べてみました▼

今現在は「Go To トラベルキャンペーンにより宿泊費が35%割引」、落ち着いたお宿に安くのんびりと泊まれるならばそれに越したことはありません。

10月4(日)宿泊のもので一名予約。表示価格は税込みです。

素泊まり
  • 11,330円
  • Go To適用後 ➡ 7,365円 

二人の場合 21,560円

Go To適用後 ➡ 14,014円 一人あたり7,007円

一泊朝食付き
  • 12,430円 
  • Go To適用後 ➡ 8,080円 

二人の場合 23,760円

Go To適用後 ➡ 15,444円 一人あたり7,722円

2020年9月26日調べ

じゃらんで平の家の宿泊を考える時の注意点を出しておきます▼

  1. 一人宿泊の場合は土曜日の予約と夕飯付きの予約ができない
  2. 二名予約は一名予約と金額の差があまりない

調べた結果平の家に関しての宿泊は、「特別に安い」と言った印象はありませんでした。当たり障りがないと言ったものですね。

口コミはこちら

ちなみに『二名二食付き』だと、32,560円 Go To適用後 ➡ 21,164円 一人あたり10,582円

と言った感じ。

なのでよっぽど湯畑周辺で観光したい理由がある人、例えば草津温泉に目立つ道路の高低差を味わいたくない人や、足腰の弱い人、小さなお子様連れのご家族、土地勘が無い人などに適しているようですね。

Go Toトラベルキャンペーンについて詳しくはこちら【随意更新中】

施設情報を含む、平の家まとめ

最後に施設情報含めて今回の記事をまとめます▼

平の家は
  • 湯畑真ん前にある、宿泊・食事・日帰り入浴がそれぞれ楽しめる、困った時のお助け宿
  • お風呂は石造りで内風呂のみ(露天風呂なし)
  • 日帰り入浴は1000円と高め
  • 美白の湯である白旗源泉を使っているので、白濁湯好き向け

※スマホの人は横にして見ると見やすいです▼

住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津121-2 (バスターミナルから徒歩5分)
駐車場(日帰り入浴者) 無し(近くの有料、もしくは無料の天狗山第一駐車場へ)
料金(大人) 1000円 (小学生までは500円)
営業時間 11~15時
源泉(掛け流し) 白旗源泉
泉質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
PH(水素イオン指数) 2.1(酸性)殺菌・ピーリング効果
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症、糖尿病、高血圧症
設備 無料ロッカー・シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ドライヤー・洗顔フォーム・髭剃り・シェービングフォーム・ハンドクリーム・フェイスタオル
その他 ・コロナ現在は行く前に要問合せ(営業時間の確認)・内風呂のみ(露天風呂無し)
HP お宿平の家
TEL 0279-88-1126
眺望 坪庭(土留め・岩・造花の緑)

草津温泉バスターミナルからの行き方▼

湯畑の中に車で入ると道がかなり狭くなるので御注意を。週末は人も多いです。

平の家 外観

泉質について簡単に知りたい方は温泉部さんの「【1分で分かる】泉質と効果効能(適応症)一覧まとめ!療養泉は普通とは違う?」をご覧ください。

平の家のお風呂には、大自然に流れる滝の様な荘厳な温泉の音と、鼻先からするすると入り込む、心地良くも肌に温かいふんだんな硫黄の香りがありました。

これら二つが合わさる様子は、湯畑にある湯樋をそのままぽっと置いたような印象で、ざぶざぶと流れ落ちる温泉は草津温泉のはっきりとした輪郭を、普段見慣れているはずの僕の頭に真新しく映して楽しませてくれました。

このような温泉ならば、草津温泉初心者にとっても優し気な旅行が数珠つなぎで楽しめるのではないでしょうか。


個人的に平の家では、こんこんと湧き上がる湯畑と隔絶することを一切しない、抜け目ない温泉が味わえたように思えます。

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