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平湯民俗館 平湯の湯【奥飛騨温泉郷】

こんにちは、温泉街に住んでいる公太です。

先日行って来た奥飛騨温泉郷。
タイムスリップしたような街並みの平湯温泉にあったのは、公共の湯である「平湯の湯」

本日は魅力たっぷりな平湯温泉の平湯の湯について詳しく紹介!

隣にある無料の民俗館は風情たっぷりの合掌造り。湯上り後の休憩場としても重宝しますよ。

平湯の湯がある平湯温泉は奥飛騨温泉郷一つ

平湯の湯がある平湯温泉は奥飛騨温泉郷一つ。
日本列島のほぼ中央、岐阜県と長野県を結ぶ安房トンネルの岐阜県側の玄関口に位置している。

奥飛騨温泉郷は平湯温泉の他に「福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉」があり、平湯温泉は奥飛騨の中で最も古い、歴史ある温泉。

海抜は1250mで、平湯温泉地内に40ある井戸・源泉は、毎分8600ℓ湧き出ているそう。

泉質も様々で炭酸水素塩泉・単純温泉・塩化物泉・硫黄泉と、幅広く楽しめるのが一つの魅力。
色も透明から茶褐色、緑褐色に白濁まであって、選り取り見取りと言ったところ。

それら様々な温泉が20数軒のお宿に引かれているのが奥飛騨温泉郷の平湯温泉で、その中でも平湯の湯は日帰り温泉ができる公共の場なのだ。

滝の様なお湯が落ちる平湯の湯

実際見てきた平湯の湯はこんな感じ!

平湯の湯

夜に入ったので薄暗いけれど、露天風呂で洗い場は無し。
東屋の下で薄ぼんやりと照らされた湯壺から温かそうな湯気がゆっくりと舞い上がっている(´▽`)

奥には源泉が滝の様にバタバタと激しく落ちて、その周辺が特にじわっ!と温かい。

平湯の湯

手前に揺れるお湯は40℃くらいだろうか?
茶褐色で、鉄の香りがすくい取った掌からふわりと鼻へ漂う。

底に両手を預ければ手の内に温泉の跡が付く。茶色の朱肉に触れたようにベッタリとして見える。

なのでそのまま顔にぱしゃりと掛けるにはちと勇気がいる感じで、頭からはばさりと被れないw
もちろん湯に触れるタオルも茶色く染まる。

お湯は趣はさらさらとしていて歯切れがいい。
皮への当たりも優しく温かい味わいが全身に巡って、芯からとくとく血が流れていくのが分かる。

平湯の湯

温泉が流れ落ちて来る方は湯面が腹くらいの位置で浅く、半身浴もできるから体の調整が効きかせやすいのは良いかも。

熱い湯が苦手な人でも入り易い印象の造りですね~

周りに生えたたくさんの樹々は自然の趣がたっぷり。
まだ4月で山肌には雪も残り、寒さに木も服を脱がされたままだけれど、薄ぼんやりとした夜に立ち並ぶ樹木のシルエットが奥深く続いて、視線を握られたように覗く瞳がしんと心地いい...

春夏秋冬楽しめそうですね~

十数人入れるくらいの湯壺は、後ろに付いた両手を使いてとてと湯中を歩ける、まるでプールのような解放感。

周りに横たわる「自然の癒され情緒」と共に子供みたいな方向に心が傾けられたのは嬉しかった(´ー`)

研ぎ澄まされた耳に激しくもすうと入る滝のようなお湯の音も頭に温かく昇って、余計な事を忘れるように意識を白く染めてくれる良い温泉でした。

平湯の湯の温泉分析書
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉

すみません。YouTubeの縦アップロードが何故かできないので、スマホで回転ロックをかけてご覧ください。

平湯民俗館は古き日本情緒溢れる畳敷き

平湯民俗館の建物外観

平湯の湯の向かいには平湯民俗館があって、湯上り後に休憩ができるようになっている。

ジュースが販売されていて、奥にはテーブルが並んだ畳敷きの広い座敷に囲炉裏と、溢れた日本情緒が低く静かに寝転がっていた。

ツキノワグマ?の敷物などがふさふさと敷いてあり、合掌造りもあって猟師の家のような趣もかなり強い。

更に奥にはコタツが置かれ、部屋の隅には毛布まで置いてある(・。・;
書物もあることから用意周到に、「湯上り後はここでごろんと寝てください!」と言われているようにしか思えない( ;∀;)

これは最高の環境...。

おや?
二階にも上がれる階段を発見...

細く急な階段をぎしぎしと昇った二階には、高く伸びた三角屋根の下に古い農機具が静かに鎮座。

なんかこわい...
田舎にある月明かりのみで照らされた道端のように、朧な空気がじっと足先まで纏わりつく。

闇に包まれた時間帯の影響が多いためでしょう。

重厚なこげ茶色は雪深い山奥のように重く冷たく、みしりとした鈍い音がぎくりと聞こえてきそうなほど独特な雰囲気には、手足が夜に掴まれたかのように鈍くなる...

どこか見えない場所からヒュウッ!と射殺されそうで胸がドキドキしたw

平湯民俗館は見ごたえももちろんあるけど、肌の感じ応えがひやりとおもしろいかも!
予期せぬ世界に心が引き込まれる不思議な感覚を、息をごくりと飲むようにじっと味わえた。

これもYouTubeの縦アップロードが何故かできないので、スマホで回転ロックをかけてご覧ください。

平湯民俗館は40年以上前に富山県利賀村から移築した合掌造「旧高桑家」や蔵柱地区から移築した高山市文化財「旧豊坂家」見学休憩など一切無料。

奥飛騨温泉郷観光協会より引用

平湯民俗館には食事処(時期によっては朝食まで)もあるみたい➡「平湯民俗館・平湯の湯(奥飛騨温泉郷観光協会)」

平湯温泉で心から癒されよう!

平湯温泉は街並みも他の温泉地とは一味違った感じ。

この日は遅くに到着しその時は町も眠りに着いていたけれど、街の造りは教科書で見る様な古い時代にタイムスリップしたかのような雰囲気で、温泉ももちろんのこと、情緒ある昼の顔もレベルが高そう!と想像させられた。

ほんとだったらそのまま昼も観光したかったけど、今回それをできなかったのがかなり悔しい...

という事で、お時間がある人はぜひ泊まりで奥飛騨温泉郷の平湯の湯に訪れてみるのがおすすめ!
近くにはバスターミナルもあり、東京や大阪・名古屋あたりから簡単に癒され旅ができますよ!!

平湯温泉へのアクセス

平湯の湯【平湯温泉 / 奥飛騨温泉郷】
  • 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯29
  • 6~21時 (冬期:8~21時)
  • 料金は寸志(気持ち)で300円程度
  • 駐車場あり
  • タオルなし
  • 0578-89-3339

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その他バスで足を伸ばさえばこんな自然にも簡単に出会えるようです➡周辺観光

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