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草津温泉唯一!草津館の若乃湯はまろやかな自家源泉【湯畑前】

若乃湯の浴場

こんにちは、温泉大国と言われる群馬県の草津町在住の公太です(^-^)

日本三名泉
日本三大温泉
草津のお湯は恋の病以外はなんでも効く

このように様々な代名詞や特別な言われがある草津温泉。

そんな草津温泉でも、「他とは違った特別なお湯に入ってみたい!」と思いませんか?

今回はそんな特別お湯を提供している草津館へ行ってきたので紹介。
秘湯のように鮮度良い若乃湯の味わいを細かくお伝えしたいと思います。

草津館は歴史ある老舗温泉旅館

草津館の外観

草津館は湯畑前にある木造三階建ての老舗旅館。
共同浴場で有名な「白旗の湯」の左隣にあります。

創業は江戸末期で150年の歴史があり、まだ4、50代とお若く
物腰の柔らかい癒し系夫婦が経営しています。

現在の館主は五代目だそうです

見た目にも非常に小柄の温泉宿ですがどっしりとした極太の木が印象的な入口や、
端から端へと四角に走る身をがっしりと縛り付けるような焦茶色の柱には、昔ながらの情緒や風情・風流が感じられます。

館内は平成5年に改装済み

遠くから見ると控えめな見た目が目立つかもしれませんが、個人的には近くで見た時の木の痛んだ時間経過を目の奥に落とすのが好きで、
みしりと軋む音が耳に宿りそうな雰囲気に強く見惚れました。

草津館では「若乃湯」と「白旗」、二つの源泉が使われています。

白旗源泉はご存知の方も多いと思いますが『源頼朝が発見したと言われるお湯』で、白玉のような白肌になる事から美白の湯とも言われています。

しかし注目すべきは若乃湯と呼ばれる方...

実はこれ、草津館の自家源泉。
湯の花が多く含まれ、湯船に沈めた体をまろやかな衣で包んでくれます。

若乃湯は草津館でしか味わえない事から草津温泉でもまた特別なお湯になるんですね。

一回の入浴で二つの源泉が味わえるので、ちょっと贅沢なお宿とも受け取れました。

草津館潜入レポ!風流な館内は見どころがたくさん!!

草津館の入口

さて、ここからは草津館潜入レポです!
風流な館内は見どころがたくさんあったので、ゆっくりご覧ください(^O^)/

入口~脱衣場

穏やかな花が一つ見える入口から旅館に入ると、天井の照明が奥に歩みを進めるように真っ直ぐと並んでいるのが見えます。

壁に張られた白いクロスの上には繊細な日本の花。
それが風に揺れたように描かれ、絵の上に、行燈の丸い灯が優しく落ちています。

花、招き猫、掛軸、日本画を差した館内には、胸がほっとする風流がほんのり漂っているように感じられました。

こちらへやってきたのは店主であるらしく、草津で会った男性の中で一番 柔らかい物腰を感じられました!

声や態度は大福の衣や中に含まれる餡子のように優しくて、話をしていると、こちらを安寧の世界へそっと連れていきそうなくらいですw

草津館の受付(帳場)

受付(帳場)は奥にあるのですが、外来入浴者は玄関で支払いを済ませます。

若乃湯源泉

温もりを足の左右に付けながら少しだけ奥に行くと、右手にある自家源泉(若乃湯)を紹介してくれます。

窓の外をガラス越しにひょいと見ると木製格子の内に、ぶくぶくと湧き出る温泉を確認する事ができました。

底には白い湯の花が沈殿しており、その上に透明で綺麗なお湯が穏やかに浮かんでいます。
湯樋が木の囲いの中に伸びていてそこを伝うのは湯畑のような、温泉の流れる姿もちらりと見えました。

浴場の中には二つの浴槽があって、大きい方には若乃湯、小さい方には白旗源泉が入っています。と、そこまで丁寧に教えてくれます。

開戸を開けたらすぐ二段の階段を下りる形で脱衣場に踊り着きます(足元に注意してくださいね~)
みしっと木の軋む音を立て足を踏み入れたので、頭の上から深い木の香りがどっさり落ちたような感覚です。

部屋に漂う木の香りは森と直接繋がっているように強くて、ぶ厚い温もりを鼻先から胸へと落としてくれます。

脱衣場は上から下までやんわりとした木造り、辺り一面が茶と焦茶になって朗らかな雰囲気( *´艸`)

全体的には掃除の手が隅々まで行き届いており、清潔感は十分。

浴場

若乃湯の浴場内

ぼんやりと見える磨りガラスが入った引戸をガラリと引いて、浴場へと入りました。

浴場内へ入ると温泉の硫黄臭が、ふんわりとした温かみを含みながらぐるりと広がっていました。

鮮やかとさえ思える香りに、思わず空気を吸い込む肺もぐうっと風船みたいに膨らみます!

床は自然に近いと思えるような粗い目の石造り。

天井は見上げた瞬間にすっと女湯まで広がっており、思った以上に高くて開放感があります。

大きな窓が がぱりと口を広げ、陽を浴場に流し込み燦燦と一帯を照らしています。

窓の外には小さく控えめな坪庭。

坪庭には湯樋があって、艶やかな温泉がちょろちょろとゆっくりな速度で温もりを運んでいます。

その特に何でも無いような景色の中に、自然の強さと風流をありありと伺えました。

囲いの上にあ草津の涼しい夏の空がちらり。
青い空は温泉旅館の建物に切られ、切られた先が眠りこけた赤ん坊の静かな顔でもって、遠くへ穏やかに広がっていました。

陽光が落ちた浴槽には温泉がじょろじょろと音を立てながら落ちて、きらりと立った波の輝きを、雨に濡れた女性の顔の如くしとやかに立てていました。

浴場の大きさは約5m×3m。
温泉が往来する石の上では、足の裏にぬるりとした温泉の柔らかい感触が心地よく伝わります。

若乃湯の浴場

洗い場側にある壁(女湯との境)は重い茶色を着込み、上60㎝くらいを切って、天井を向こう空間と繋げています。お陰で抜けた景色はその先でうっすらと消え、想像の内に確かな広がりを感じられました。

また壁の下8㎝くらいが空いているので、そこで女湯と男湯が手を結び、結んだ間から時折お湯が流れて行くのが見えました。

天井は一帯がやんわりとした薄茶色の木材で纏められており、高さがおよそ3.2mくらいありそうです。
想像以上の開放感ですね。

がらんと広がる天井は、こじんまりとした浴場、こじんまりとした旅館に、反発する様な伸び伸びした印象を与えていました。

【温泉について~】

若乃湯の浴場

草津館では白旗源泉と若乃源泉が使われています。

白旗源泉は草津館の目の前から、若乃湯源泉は草津館の直下から湧き出ているので、互いに運ばれて来る距離が短いです。

この源泉は1193年に源頼朝が発見して使い始めたとされ、草津温泉の中でも一番歴史が古いとも言われていますよ。

一方の若乃湯は『草津館の自家源泉』
草津館でしか使っていないため、ここでしかその泉質を味わう事ができない貴重なお湯。

大きい浴槽は約2.2m×2.8mの長方形。入れる人数は3、4人と控えめ。

浴槽縁は薄い灰の上に熱でぐにゃりと溶けて変形した様な、藻がぽっと生えた様な、熱で伸びた飴が尖ったまま固まった様な、
色んな顔を忙しなく浮かべています。

若乃湯の浴場内

小さい方の浴槽は約2m×1.1m。かなり小さく二人入るのが精一杯。

他人と入るのは気持ち的にきついかな^^;

泉質の詳細~若乃湯(大きい浴槽)

【色】

色は碧みがかった所に少し白濁が差しています。浴槽中に浮か碧色は、山の麓に鎮座した、絵画の中の湖みたいに綺麗です。

鮮やかな色味を目にした体はじっと動かず、一撃で心は見惚れました。

お湯の波動が広がる湯面には、白く細かい粉雪のような湯の花が散り散りに揺らぎ泳いでいるのが見て取れました( *´艸`)

【湯温・肌への当たり・深さ】

足先に触れてきたお湯の温度はおよそ41℃。じっくり浸かるには快適で、触れればすぐにほっとできる温度で保たれています。

足をするすると入れていくとその暖かさは、ゆっくりと肌に上ります。

すっぽりと体を浴槽の中へ預けると、一瞬立つ鳥肌のすぐ後に、体の底からじわじわと生まれる熱を脈々と感じる事ができました。

温泉がもたらす肌への当りは恐ろしいほど柔らかく、意識を尖らせて見張ってみたものの、ぴりぴりした酸性の片鱗すら見当たりません。

とても優しく落ち着いたお湯、それに包まれた肌は終始安心の色を見せました。

浴槽の深さはおよそ53㎝で少し浅め。浴槽底へぺたりと座れば湯面が鎖骨の下でそっとおさまりました。

湯面が低いためお湯の圧力が小さく、温泉の心地よさに拍車が掛かります。

心地良さは糸で足を引くようにして、長く先へぶらんと伸ばしました。

底や壁にぺたりと着いたお尻と背中にはざらりとした岩肌が、触れる場所により手を変え品を変え押し寄せ、そっと動く度に楽しませてくれました。

【香り】

湯面に近づいた鼻先にはふわりと硫黄が宿ります。漂う硫黄を一ヶ所に集める様にしてすくい取り、香りをぐいと確かめました。

お湯は強いえぐみを含んだ硫黄の香り。

硫黄の中には石の醸しだす苦い匂いも混じり込み、自然の奥深さがありありと感じられる様なもの。

その匂いを掴んだ時に、頭の中では轟々と水が流れる川の絵がふと浮かび上がりました(ToT)/~~~

【味】

若乃湯には、苦味、えぐみが混じった酸味があります。
それが後からふわりと鼻に反響してきますが、頬の肉を凋落するような強い酸っぱさはありません。

数秒で香りの命が切れるくらいの余韻で儚げな感じ...?

【肌・手触り】

どっぷりと使った腕を優しく撫でれば温泉の膜が一つ重なったような、滑らかな手触りを掴めます。

体にそっと纏わりついたお湯は片腕の上で行ったり来たりする掌を、つるりとした滑りで持ってすんなり運んでくれるようです。

浴槽の中で手を横にぶうん、足を横にぶうんと泳がすと沈殿していた湯の花が煙の如く舞い上がり、
碧がかったお湯がたちまちのうちに真っ白い白濁湯へと変化!

沈殿していた湯の花はぐるんと混ざり合い、少し大きめの湯の花もひらひらと舞い上がりました。

意図して生み出された碧から白に移り変わる光景は好きな色で白紙を一気に塗りたくったみたいな、面白い気分にさせてくれました!(^^)!

【白旗源泉(小さい浴槽)】

若乃湯の浴場

小さい方の浴槽は約2m×1.1mと、かなり小さめ。
浴槽内で足を伸ばし切ることは難しく、膝を軽く「く」の字に曲げる様な姿勢になります。

お風呂の造りや深さは同じ、無論石造りですがこちらの湯樋から落ちる温泉の音はまた随分穏やか。

すぐ隣では脱衣場下にある岩の隙間から、ちょちょろと流れ落ちてくる源泉が見えます。
これがまた天然温泉であることを強く醸し出すので、温泉雰囲気がたっぷりと味わえました。

【色】

色はほんのり濁った薄い白濁湯。そして微かに碧がかっています。

若乃湯とは違い湯の花が浮いていないためか、若乃湯ほどは白濁していません。

若乃湯より湯温が高く、42℃くらい。

【香り】

強い硫黄臭、鼻先で岩肌を撫でるざらりとするような物がありました(少しえぐい香りですね)

硫黄泉らしさが目立ち癖も強いので温泉気分はより高まった様に感じました。

【味】

味は甘酸っぱい梅干しのような酸味。

口の中に後引くような残存感覚があり、思わず味を追いかけてしまうような頬の凋落も覚えました。

【肌・手触り】

白旗源泉らしいぬめぬめとした柔らかい表情が指の先に見て取れます。

流石美人の湯と言われるだけあって腕を撫でれば新雪のようにするりと流れました。

だらりとしながらお湯に浸かっている時にはがぱりと大きく開いた窓から、草津の涼しい夏模様が頻繁に瞳に飛び込みました。

浴槽縁へくいっと首の根元を任せて見上げた視線の先には、数寄屋造りの温泉旅館に付いた窓も見え、
その中で過ごす宿泊客の姿形、会話、みしりと軋む木の音がありありと耳に聞こえてきそうです...

窓の外に感じる温泉街の気配と、ふんだんな自然が入り浸る浴場は今にも焦点を失いそうな目と胸にとても心地よく、
朧気になった意識の先で随分と癒しを掛けてくれました(*´з`)

若乃湯の浴場

目の力も緩めば目の前にある石や木の質感、更には光や音の風流もより激しくなり美しさを増します。

お湯の波紋でゆらゆらと揺れる湯面の下にはどこからか反射した光が、か細いきらりとした線を、心電図の波長のくねくねとした動きで持って横に美しく伸ばしています。

これがなかなか綺麗!

その時視線の先では注ぐ力が違う二つの湯樋が親子のように並び、しんとなった静寂の心に優しい暖かさと緩い佇まいをそっと見せながら安らぎを与えてくれました。

若乃湯の浴場

体が火照り熱もぐるりと回ったので、すっかり芯が和らいだ体を浴槽から出しました。

浴槽縁の中には、座っていられない程ぼつぼつとした所もあります。それがお尻の肉をちくりと苛めたので、何ヵ所か居座る場所を探しました。

若乃湯の浴場

女湯との境にある重厚な壁に体をくたりと預けると、やんわりとした木の弾力が、ベッタリ付けた背中にしんと乗ります。

そこで休んでいると、じわっとした肌の上を風がそよそよと走り去りました。

夏の空から運ばれる風はあっちから吹き、こっちから吹き、様々な方角からやってきます。

温もりの終いには、百花繚乱の涼し気な時を優しく感じることができました。

火照った体は待合場で湯っくり鎮めよう~

火照った体は帳場横の待合で湯っくり鎮めると気持ちが良いです。

一階にあるのですが、柔らかいしんなりとした木に囲まれた待合場で、
窓の外では綺麗に手入れされた庭園も落ち着きながら望めます。

網戸越しに感じる木の茶と葉の緑、空の青は、とてもやんわりとしていて胸に心地よい物でした(*´▽`*)

館内にはWi-Fiも飛んでいました。

施設情報含むまとめ

草津館の温泉は湯畑前にありながらも『人の出入りが少ない落ち着いた名湯!』、と言った感じです。

常連さんが多く、知っている人が長く愛しているような印象が見ていてありました。

二つある源泉で入り比べをしてみるのも楽しいかもしれません。

立地的にもそうですが、日帰りで迷ったらここ!的な温泉だと強く感じました。

住所 群馬県吾妻郡草津町草津甲419 (湯畑目の前)
駐車場(日帰り入浴者) 無し(近くの有料パーキング・もしくは無料の天狗山第一駐車場へ)
料金 800円/一人(湯めぐり手形使用時は700円)
営業時間 12:00~14:00
源泉(二つ) 白旗・若乃湯源泉
泉質 酸性・含硫黄・硫化水素泉(酸性低張性高温泉)
PH(水素イオン指数) 2.0(若乃湯)2.1(白旗)殺菌・ピーリング効果
効能 心臓病・喘息・脳病・肝臓病・脚気。創症・血の道・神経痛・神経衰弱・婦人病・貧血・皮膚病・糖尿病・各種性病・痔疾・慢性リュウマチ・腎臓病、身体の正常化・特に慢性疾患に効果を示し、疲労・肩凝り・神経痛・四十腰・五十肩・病後の手当・体質改善
設備 無料ロッカー・シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ドライヤー・Wi-Fi
その他 コロナ現在は行く前に要問合せ(営業時間の確認)
HP 草津館
TEL 0279-88-2027(9~21時)

草津温泉バスターミナルからの行き方▼

草津館公式HPより

9月5(土)宿泊のものでお一人様プラン。下記の価格は税込みです。

素泊まり
  • 13,200円
  • Go To適用後 ➡ 8,580円

二人の場合 22,000円 Go To適用後 ➡ 14,300円(7,150円/一人)

一泊二食付き
  • 19,800円 
  • Go To適用後 ➡ 12,870円

二人の場合 35,200円 Go To適用後 ➡ 22,880円(11,440円/一人)

2020年8月31日調べ。共に8畳和室。食事は一階の食事処。

上記は土曜宿泊の検索、草津温泉湯畑目の前の好立地・老舗旅館・自家源泉という事を考えると条件が良く利用しやすいように思えます。...。

館内は階段、駐車場は旅館目の前と楽そうです。

草津館公式HPより

9月5(土)宿泊のものでお一人様プラン。下記の価格は税込みです。

素泊まり
  • 13,200円
  • Go To適用後 ➡ 8,580円

二人の場合 22,000円 Go To適用後 ➡ 14,300円(7,150円/一人)

一泊二食付き
  • 19,800円 
  • Go To適用後 ➡ 12,870円

二人の場合 35,200円 Go To適用後 ➡ 22,880円(11,440円/一人)

2020年8月31日調べ。共に8畳和室。食事は一階の食事処。

上記は土曜宿泊の検索、草津温泉湯畑目の前の好立地・老舗旅館・自家源泉という事を考えると条件が良く利用しやすいように思えます。...。

館内は階段、駐車場は旅館目の前と楽そうです。


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白旗の湯の外観

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