こんにちは、群馬県草津町在住の公太(@koutaaizawa1983)です。
草津温泉は「日本三大温泉や天下の名湯」とも言われ、、泉質にこだわった良質なお湯をあちこちで味うことができます。
そんな草津温泉が無料で浸かれてしまうのが共同浴場。
今回は草津温泉好きの人のために、一般の観光客がタダで味わえる共同浴場3ヶ所とその他16ヶ所を、一挙まとめて紹介したいと思います。
また以前から共同浴場を知っている人でも『コロナ後は同じように使えるのか?』、という事も2022年版として合わせて確認可能。
もちろんいずれも湯畑前やその周辺など、どこも徒歩で行ける範囲にあるので、のんびりとした草津温泉旅行で一緒に楽しめますよ。
一人で行くも良し、友達やパートナーと行くでも良し、思い思いの時間を暖かく過ごしましょう。
※共同浴場は小さいので大人数では入れません(多くても二人程度)
目次
- 1 草津温泉共同浴場、全19ヶ所まとめ【コロナ後】
- 1.1 共同浴場とは
- 1.1.1 白旗の湯(白旗源泉)
- 1.1.2 地蔵の湯(地蔵源泉)
- 1.1.3 千代の湯(湯畑源泉)
- 1.1.4 煮川乃湯(煮川源泉)
- 1.1.5 喜美乃湯(湯畑源泉)
- 1.1.6 千歳の湯(湯畑源泉)
- 1.1.7 白嶺の湯(湯畑源泉)
- 1.1.8 巽の湯(湯畑源泉)
- 1.1.9 睦の湯(湯畑源泉)
- 1.1.10 恵乃湯(万代鉱源泉)
- 1.1.11 こぶしの湯(万代鉱源泉)
- 1.1.12 躑躅の湯(万代鉱源泉)
- 1.1.13 碧乃湯(万代鉱源泉)
- 1.1.14 瑠璃の湯(湯畑源泉)
- 1.1.15 関乃湯(湯畑源泉)
- 1.1.16 凪の湯(西の河原源泉)
- 1.1.17 翁の湯(湯畑源泉)
- 1.1.18 長寿の湯(湯畑源泉)
- 1.1.19 長栄乃湯(万代鉱源泉)
- 1.1 共同浴場とは
- 2 草津温泉共同浴場まとめ
草津温泉共同浴場、全19ヶ所まとめ【コロナ後】

草津温泉の共同浴場は全部で19ヶ所、一般の観光客が掃いてる共同浴場3ヶ所と、その他コロナ後に地元の方のみが入れる16ヶ所となっています。
共同浴場自体をまだ知らない人のために、基本情報を交えて簡単に説明します。
共同浴場とは
共同浴場とは、地元の人と観光客など一般の人たちが一緒に使えるお風呂(温泉)の事を言います。
共同浴場は公衆浴場とも言われ、地元の人、草津温泉で言えばそれぞれの地区の方々が、自分達で使うために管理して清掃などを行っています。
なので形としては草津に住む地元の方のお陰で成り立っている温泉であり、無料であることからもかなりありがたいお湯なんですね。
感覚的に言えばお湯を分け与えてもらっているとも受け取れることから、もらい湯の精神がとても大切なんだと言われます。
もらい湯の精神とは言い方を変えれば気配り(マナー)ですね。大きな声を出さないとか、挨拶を気持ち良くする、大勢で押しかけないなど、人としてごくごく当たり前の精神です。
草津温泉の共同浴場は銭湯や日帰り温泉のように営利を目的としていないため、お金を取られることもなければシャンプーやボディソープ、ドライヤーが用意されている訳でもありません。もちろん草津の湯は強酸性のためそもそも石鹸を必要とせず、入るだけで体は綺麗になるという理由もあると思いますが...。
共同浴場の温泉に入りに行く時、持ち物として必要な物は小タオル一枚のみ。
共同浴場によっては地元の方がシャンプーを持って来て使ったりもしますが、特に観光客が使える3つの共同浴場は人の出入りも多い為誰もそんな気の利いた物を持ってくる人はおらず、大概は身体を拭き上げる用のタオルのみを持ってきます。
重要なのはお互いが気分よく使うための姿勢であり、入る前に綺麗に体を流してから入ったり、脱衣場に上がる時は身体を拭き上げたり、少数で来て静かに浸かるなどの心使いなんですね。
草津温泉の共同浴場には鍵付きのロッカーは無いので、貴重品を持ってこないのが基本。もし貴重品を持っていて心配ならば、巾着袋やスーパーの袋に入れて浴場内のフックに掛けて置きましょう。
ここ最近は聞いたことないですが、昔は盗難などの被害が多発したり、のぞきがあったりしたそうです。
共同浴場の連絡先は全て下記の場所になります。
・草津町温泉課(0279-88-7182)
・草津町交番(0279-88-2100)
忘れ物や無くし物をした時など、困ったことがあったらここに連絡しましょう。
前置きが長くなりましたが共同浴場19ヶ所をささっと紹介していきます。
それぞれの共同浴場について更に詳しくは添付の関連記事をご覧ください、行き方なども載せてあります。
先に結論:草津温泉観光協会が謳う一般観光客が使用できる共同浴場は『白旗の湯・地蔵の湯・千代の湯』の3つ。煮川の湯は観光客使用可否の記載なし(節度を持って使用しましょう)
それ以外は現在草津町の町民、もしくは区民の使用に限られています。
白旗の湯(白旗源泉)
白旗の湯(しらはたのゆ)は湯畑前にある一般観光客が入浴可能な共同浴場。浴槽底まで木造りなので暖かみをゆっくりと感じられます。
脱衣場と浴場は仕切りなど一切なく地続きになっているのが特徴で貴重品を仮に持っていても目が届きやすいです(お湯がかかることはありません)
浴槽はあつ湯・ぬる湯の二つがあるので他の共同浴場より広いですが、立地上草津温泉で一番込みやすい共同浴場とも言えるので、入る時間帯は比較的空いているご飯時や平日が良いでしょう。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津112-1(湯畑目の前) |
営業時間(清掃時間) | 5:00~23:00(5:30~6:30 ※入浴は可能です) |
入れる人数(人) | 10 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴可 |
備考 | 浴槽二つ(熱湯・ぬる湯あり)、檜造り |
▼動画はニ枚目
地蔵の湯(地蔵源泉)
地蔵の湯は湯畑から徒歩5分程の所にある一般観光客入浴可能な共同浴場。湯畑付近にあるにも関わらずしんとしており長閑で、その静けさは思わず耳が良くなった思えるほど草津では落ち着いている場所と言えます。
ここも脱衣場と浴場が一緒になっていますが、白旗の湯よりも湯壺との距離が近い為、お湯を体に掛ける時は特に気を配りましょう。
浴槽底は石タイルですが、回りの床は木で出来ているためペタンと楽に座り込む事ができます。個人的には一番肌がつるつるになる嬉しい源泉という印象があります。
ロッカーの下が下駄箱変わりなので、靴やサンダルは玄関から中に持って来てくださいね。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津299(湯畑から歩いて5分) |
営業時間(清掃時間) | 8:00~22:00(7:00~8:00) |
入れる人数(人) | 4 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴可 |
備考 | 浴槽は石造り |
▼動画は三枚目
千代の湯(湯畑源泉)
続いては湯畑から徒歩2分にある小さな千代の湯、ここも草津温泉観光客の入浴可能な共同浴場です。
千代の湯は一般観光客が表立って入れる「白旗・地蔵・千代」の中で一番小さい共同浴場と言えますが、薄ぼんやりとした石造りの中で目に差す湯けむりは、見惚れるほど美しいです。
こじんまりとした大きさがすっぽりと体を暖かく包み込んでくれますし、高い場所に付いたガラリからぼんやりと抜ける湯気を眺めるのは心落ち着くところがあります。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津367-4(湯畑から歩いて2分) |
営業時間(清掃時間) | 5:00~23:00(清掃時間不明) |
入れる人数(人) | 2 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴可 |
備考 | 浴場が石造り、浴槽が特に小さいので空いているご飯時に来るのが理想 |
煮川乃湯(煮川源泉)
続いては煮川乃湯(にかわのゆ)、ここは「白旗・地蔵・千代以外の16の共同浴場」とは違って唯一、
『町民・区民以外使用禁止』の看板を取り付けてない草津の共同浴場です。
そのためか今でも割と多くの観光客が来ます。
ダメということではないですが、浴槽も小さいので特に気を使って湯浴みする必要がある共同浴場でしょう!
ちなみに湯温がかなり熱いですが実際浴場に入ってみると、どこよりもお湯に柔らかさがありました。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津583(湯畑から歩いて約6分) |
営業時間(清掃時間) | 24時間(清掃時間不明) |
入れる人数(人) | 3 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴可 |
備考 | 小さな浴槽なので空いているご飯時などの利用がおすすめ |
喜美乃湯(湯畑源泉)
こちらは草津白根山方向に寄った位置にある喜美乃湯(きみのゆ)、浴場、浴槽の堺が天井までガラス張りという事もあり広く解放感がある共同浴場で、ログハウスやコテージのような優しい暖かみがあります。
木造りの温もりが一番強く、森林浴を行っている中で湯浴みをしているような趣が感じられるのと浴槽も大きいのが特徴ですね。
住宅街の中にあるため場所が分かりづらいので、どうしても見つからなければ添付の関連記事内にある動画をご覧ください。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津454-54(湯畑から歩いて約12分) |
営業時間(清掃時間) | 24時間(午前中) |
入れる人数(人) | 5 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 大きな浴場・浴槽、通りから一本入っているので場所が分かりづらいです |
千歳の湯(湯畑源泉)
こちらの千歳の湯は喜美乃湯同様、住宅街の中にある共同浴場で喜美乃湯のすぐ近くにあります。
ここは天井の湯気抜きのがらりが大きくがばっと開いているので、白く舞い上がる湯けむりがもくもくと出て行く、如何にも草津温泉らしい眺めを温かいうちに瞳へ映すことができます。
スーパー大津を目印にして行くと見つけやすいですよ。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津23-39(湯畑から歩いて約10分) |
営業時間(清掃時間) | 24時間(午前中) |
入れる人数(人) | 3 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴可 |
備考 | 小さな浴槽なので空いているご飯時などの利用がおすすめ |
白嶺の湯(湯畑源泉)
白嶺の湯(しらねのゆ)は今年建てられたばかりのような清潔感と、無料とは思えない風流を感じられる凝った造りの共同浴場で、近所に住んでいる人や地区の方が心底うらやましいと思ったくらいの共同浴場です。
浴槽縁に体を預けながら木造りの壁や伽藍堂の天井を眺めるのが心地良く、肌への当たりが非常に柔らかいお湯も楽しむ事ができました。
草津温泉バスターミナルに近いので、草津温泉到着後に直行しやすい共同浴場です。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津210-21(湯畑から歩いて8分) |
営業時間(清掃時間) | 8:00~19:00(7:30~9:30) |
入れる人数(人) | 4 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 浴場は石造り、通りから少し見えづらい位置にあります |
巽の湯(湯畑源泉)
巽の湯(たつみのゆ)は国道292号線沿いにある、外見は新しく綺麗、中は昔の風情が残る、と言ったような新旧入り混じる共同浴場です。
ここの特徴は広さで、草津温泉の共同浴場は基本的に3人くらいは入れる大きさが標準なのですが、巽の湯ではおよそ5人程が入れるのでゆったり体を伸ばせるんですよね。
先に紹介した白嶺の湯のすぐ先にあり、現在は区民のみが入れるようになっています。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津275-9(湯畑から歩いて13分) |
営業時間(清掃時間) | 24時間(午前中) |
入れる人数(人) | 5 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可(当区民のみ可) |
備考 | 浴場は石造りでL字形、かなり広め |
睦の湯(湯畑源泉)
睦の湯(むつみのゆ)は国道292号線沿いにあるセブンイレブンから見える、改修工事済みの、草津でも特に新しく感じられる共同浴場。
脱衣場が比較的広く、浴場と繋がる扉もガラス張りなので解放感が感じられます。
湯畑からは少し離れてしまいますが、その分静かでゆっくり湯浴みできる魅力はありますね。
住所 |
|
営業時間(清掃時間) | 11:30~21:00(9:00~11:00)※15~21時は区民専用 |
入れる人数(人) | 4 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 浴場は石造り |
恵乃湯(万代鉱源泉)
恵乃湯(めぐみのゆ)は睦の湯前の道を更に奥へ進むと左手にあります。こちらも改修工事が済んでいるため、穏やかな薄茶色がかなり優し気な共同浴場です。
こ石造りの床と浴槽になっていますが、鼻先には木の優しい香りがするすると入り込み温泉顔を漂わせます。
共同浴場らしい簡素な造りではありますが、この辺まで来ると人気も車通りもほとんどないので、静寂の内に温かく湯壺へ浸かることが叶うでしょう。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津464-1042(湯畑から歩いて23分) |
営業時間(清掃時間) | 10:00~8:00(8:00~10:00)※15:00~21:00は区民専用 |
入れる人数(人) | 4 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 浴場は石造り |
こぶしの湯(万代鉱源泉)
続いて紹介するこぶしの湯は草津温泉にある共同浴場の中で、坪庭が付いている唯一のお風呂です。
こちらも国道292号線沿いにありますが、見た目の造りも薄茶色を纏った木造りが多い共同浴場とは違っているためうっかり見落としがちです。
浴槽は狭いですが、風流な坪庭と草津の青い空を眺める半露天風呂にはだいぶ癒されました。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津464-1340 (湯畑から歩いて28分) |
営業時間(清掃時間) | 11:30~9:00(9:00~11:30)※15:00~21:00は町民専用 |
入れる人数(人) | 2 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 浴場は石造り、坪庭付き、湯畑からは一番遠い共同浴場 |
躑躅の湯(万代鉱源泉)
こちらは躑躅の湯(つつじのゆ)と読みます。
躑躅の湯は草津温泉の玄関口とも言える道の駅「草津運動茶屋公園」のすぐ近くにある共同浴場。
建物は新しく清潔感がとってもありますが、ここは鍵を借りなければ入ることができません(もちろんコロナ現在は町民のみです)
入るには難易度が高いため、無事解放されたタイミングで湯浴みしに行く町民と共に入るのがよいかと思います。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津10-1 (湯畑から歩いて20分) |
営業時間(清掃時間) | 10:00~15:00(8:30~10:00)※15:00~22:00は町民専用 |
入れる人数(人) | 3 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 浴場は石造り、施錠されているので鍵を借りて入ります。 |
碧乃湯(万代鉱源泉)
碧乃湯(みどりのゆ)は草津温泉湯畑から離れた場所の高台にある共同浴場。
場所は人気の無い別荘地帯の一角にあるので、探すのに苦労するかもしれません。それでも行くと分かりますが、周辺の落ち着き具合によってもたらされる安心感は、思わずその場所へ住み着きたくなる心を呼び起こします。
元ペンションを共同浴場にしたものなので、門構えもお風呂の造りも他の共同浴場とは全然違います。
石造りのお風呂は少し高級感漂うような感じで、一味も二味も違う温泉が楽しめます。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津235-71 (湯畑から歩いて14分) |
営業時間(清掃時間) | 10:00~15:00(清掃時間不明)※15:00~22:00は町民専用 |
入れる人数(人) | 3 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 浴場は石造りの石タイル張り、19番目に作られた共同浴場(元ペンション) |
瑠璃の湯(湯畑源泉)
瑠璃の湯(るりのゆ)は草津温泉バスターミナルと湯畑を結ぶ道沿いにある共同浴場です。あまりにも温泉街に溶けこんでいるので、注意していなければ簡単に見逃がしてしまうような趣があります。
建物の大きさ自体もそうですが、お風呂かなり小さめで全体的にかわいらしい印象の共同浴場。
コロナ現在は区民のみ使用可能と、厳戒態勢を取っています。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津54 (湯畑から歩いて3分) |
営業時間(清掃時間) | 24時間(清掃時間不明) |
入れる人数(人) | 2 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可(当区民のみ使用可) |
備考 | 浴場は石造り |
関乃湯(湯畑源泉)
関乃湯(せきのゆ)は草津温泉湯畑から伸びる湯滝通りを、西の河原公園方向に3分ほど歩くと左手にあります。
こちらも先に紹介した瑠璃の湯同様で、温泉街の細道にかなり馴染んでいるため意識していなければあっという間に通り過ぎてしまい、その存在を知ることは無くなるような共同浴場です。
浴槽の形が鋭角に尖っているせいもあって入れる人数も二人ほど。たがしかしそれが逆におさまりが良く落ち着くと言う話もあります。
人気が高い共同浴場とのことなので、コロナ後も入るには随分とタイミングを伺う必要がありそうですね。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津393(湯畑から歩いて3分) |
営業時間(清掃時間) | 24時間(2:00~3:00)※18:00~22:00は町民専用 |
入れる人数(人) | 2 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 浴場は石造り |
凪の湯(西の河原源泉)
凪の湯は一つ前に紹介した関乃湯の延長線上にある共同浴場で、西の河原通りから一つ中に入った所にあります。
草津に何回か来た人はピンとくるかもしれませんが、道端で饅頭を配っているお店の手前を右に入った所にひっそりと建っています(射的上の方からも行けます)
こちらも浴槽は小さいですが、凪の湯の魅力は何と言っても「西の河原源泉」を味わえるという事。
西の河原源泉を使っている共同浴場は、凪の湯しかないためかなり貴重なお風呂に入れます。と言うよりも草津では、日帰り温泉でも、旅館でも、ホテルでも、そもそも西の河原源泉を使っている所はかなり少ないんですね。
そういった意味で、他とは違ったお湯を楽しめる唯一無二の共同浴場と言えましょう。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津乙496(湯畑から歩いて4分) |
営業時間(清掃時間) | 24時間(6:30~7:30、19:00~20:00) |
入れる人数(人) | 2 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 浴場は石造り、西の河原通りから一つ中に入っているので分かりにくい。 |
翁の湯(湯畑源泉)
翁の湯は草津温泉西の河原公園近くにある共同浴場で、小さいながらも、洗い場から薄ぼんやりとした空間に舞い上がる白き湯気を穏やかに眺めることが出来ます。
ここの回りには旅館と草津の縁しかないのですが、それが最高に落ち着きます。
コロナ現在は翁の湯も草津町民しか入れませんが、個人的にはじっくりと体を温められるお湯からかなり気に入っている共同浴場の一つです。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津468-4(湯畑から歩いて10分) |
営業時間(清掃時間) | 24時間(7:30~9:00) |
入れる人数(人) | 3 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 浴場は石造り |
長寿の湯(湯畑源泉)
長寿の湯は、湯畑のある草津温泉街から少し離れた高台にある共同浴場で、一般住宅街の中にしんと佇んでいます。
ここは天井から入り込む日差しが爛々と照るため、かなり明るい雰囲気の共同浴場になります。
建物自体の造りも新しいし脱衣場に如かれたゴザも足裏に涼し気なため、清々しい気分で草津温泉に浸かれます。
地元の方もかなり人当たりが良くほっとできる時間を過ごせました。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津566-5(湯畑から歩いて10分) |
営業時間(清掃時間) | 9:30~22:00(7:30~9:30) |
入れる人数(人) | 4 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴不可 |
備考 | 浴槽が石造り、高台にあるので歩いて行くのが少し大変 |
長栄乃湯(万代鉱源泉)
草津温泉最後の共同浴場である長栄の湯は、長寿の湯の近く(同じ高台)にあり、団地の一角(隣とも言うのかな?)に佇む共同浴場です。
2021年9月頃?に場所をすぐ隣に移して、木造でシャワー付きの全く新しい共同浴場になっています!
写真の通りコンクリート造の建物の一階にあるため、外観のイメージを持って行かないと見つけづらいし、入口前に行かないと共同浴場名すら見えません。
脱衣場と浴場内は広く、洗い場にはかけ湯をするための小さな槽があるのが特徴と言えますね。
団地の真隣にあるため住民さんも行き来しやすく、時間帯によっては混雑が予想されますので御注意を。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津609(湯畑から歩いて10分) |
営業時間(清掃時間) | 24時間(清掃時間不明) |
入れる人数(人) | 5 |
コロナ後の入浴可否 | 一般入浴可 |
備考 | 浴槽が石造りで洗い場とハッキリ分かれている、団地の一角にあります |
草津温泉共同浴場まとめ
以上、草津温泉にある19ヶ所の共同浴場を紹介してきました。
コロナ現在観光客の使用が良しとされているのは「白旗の湯・千代の湯・地蔵の湯」の3つ、それと特に何も書かれていなかった「煮川の湯」の計4つです。
しかしこれはコロナ現在の話であり、今後ずっとこれが続くと言う訳ではありません。
もう一度解放さえされれば最初に話した通り、草津温泉にはもらい湯と呼ばれる文化があるので、感謝の気持ちや譲り合いの気持ち、心地よい挨拶や清潔を保つなどの気配りがあれば、草津町民の方々も快く受け入れてくれます。
話せば色々と出てきますが、昔は覗きや盗みを働く輩もいたからこうなったのであって、決して全ての観光客を邪険に扱っている訳ではないと思います。
お互いが心地良く温泉に浸かることに気を配れば、話も自然と弾み、今までのように心も暖まる良い湯浴みができるのではないでしょうか。
せっかく日本三名泉とも名高い草津温泉ですから、温かい湯壺に癒される湯めぐりの旅を存分に楽しんで行ってください。
草津温泉の観光に関しては➡「モデルコース(草津温泉観光協会公式HP)」
食べ歩きはicotto(イコット)の記事を参考にしてください➡「草津温泉街の食べ歩きグルメ!立ち寄りたいおすすめ店8選」
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