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湯けむり亭(足湯)に入って分かった事【群馬県草津温泉】

湯けむり亭の外観

こんにちは。草津温泉滞在中の公太です(^-^)

今日は群馬県草津温泉・湯畑の足湯、湯けむり亭を紹介します。


皆さん、湯畑には湯けむり亭と言われる足湯があるのをご存知でしょうか?

湯けむり亭は、草津温泉にある足湯の中でもかなり大きい方で、週末ともなれば、多くの足湯好きで賑わう足湯場です。

お土産屋・蕎麦屋・ラーメン屋・居酒屋・BARなど、その他飲食店やコンビニが並ぶ湯畑のど真ん中にあるので、立地としても最高の場所で、ほとんど誰かしらがそこで足湯を楽しみほっこりしています。


足湯に来る理由は人それぞれだし、色んな効能もあります。

例えば、冷え性やむくみ・顔色の改善、快眠・発想力の向上・精神の落ち着き・五感を研ぐなど。

これらをゆっくりゆっくり、じわじわ体の根本から引き上げるのが足湯の効果です。


僕は温泉や足湯に入る時に特に重視するのは「落ち着き」

なぜなら、いくら源泉かけ流しで泉質が良かろうが、温かくて血流を良くしようが何だろうが、本人が落ち着ける場でなければ体と血管は縮こまり足湯の効果が無いからです。

なので、そのお湯や源泉自体の効能も重要なんですが、まずその足湯が落ち着けるのか...つまり「周りの環境が静かなのか」と言う事を気にするんです。

多すぎる人の話し声や、大きな音が苦手と言うか、そういったものに集中しやすいので、今まで「隠れ家的な温泉」を探して来ています。


そんなことから今回は、湯けむり亭を平日21:40~0:00の夜に体験してきたので「環境部分」を含めどう感じたかを紹介したいと思います。

温泉好きの人は、楽しい温泉旅行を創る一つの参考としてご覧ください。

@egg_papagoさん

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#湯畑足湯

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湯けむり亭とは

まず湯けむり亭の場所を含めた基本情報をお伝えします▼

住所 群馬県吾妻郡草津町大字草津117−1 (湯畑のど真ん中)
営業時間 24時間
料金 無料
TEL 0279880800
源泉 湯畑源泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、打ち身、挫き、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、動脈硬化症、切り傷、火傷、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病・高血圧症
アクセス方法 自動車・電車・バス各種
HP 草津温泉観光協会サイト

注意点

(11月下旬~4月上旬)

冬の草津は雪道になるから車の人は注意【雪道ちょっとアドバイス

カメラで今雪が降っているのか見れます(一番リアル)【LIVEカメラ


湯けむり亭は、電車とバスで来るときに必ず降りる「草津温泉バスターミナル」から北へ歩い5分の湯畑にあります。

更に湯畑内には「足湯が二つ」あり、北側にある湯滝の前に一つ、南側のもう一つが湯けむり亭になります。


草津温泉は6つの源泉を纏めて呼んだもので、湯畑源泉・地蔵源泉・西の河原源泉・煮川源泉・万代鉱源泉・白旗源泉があり、このうち湯けむり亭は『湯畑源泉』になるんですね。

そして湯けむり亭は、江戸時代にこの場所にあった共同浴場「松乃湯」を再現していると言われています。


造り

湯けむり亭の外観
  • 屋根を四方にふきおろし、壁がなく角柱だけの東屋
  • 東屋はこげ茶色をしていて総檜造り
  • 南側に湯口が一つ、北側に浸かったお湯を排出する排出口が一つ(100%源泉かけ流し)
  • この辺の足湯場には珍しい木製の湯樋があり、足湯の他に手を付ける「手湯」がある
  • 湯口からお湯が流れ落ちた浴槽の前には、足をかけて休んだり、湯口を目の前で座って眺められる、離れ小島のようなベンチがある
  • 足湯は長方形を少し変形させたような形で、一部が三角に尖っている
  • 幅40㎝ほどある木製のベンチを備え付け、座れる人数は全部で27人ほど
  • 天井は湯口上部分が一部高く吹き抜け、木製のガラリから湯気を出している
  • 浴槽内は石造りで、底は大小様々な大きさの石で固めて作ってある
  • 湯面の高さは25㎝ほどでふくらはぎの半分あたりの高さ


建物の造りの印象

個人的な印象は、木造りで昔ながらの風情を感じさせながらも、部分部分は新しく清潔感を持たせ、センスの良いデザイナーが作ったような大きめの足湯と言った感じ。

なので、草津の他の足湯を知っていると、どうしても「おぉ~、おっきいなぁ」と自然に思えます。

27人くらい座れますからね。

そして東屋という造りから、やはり大きな温もりも間違いなく感じました。

東屋のこげ茶色がどっしりとした重厚感を醸し出した上で、強い存在感も感じさせてくれましたね。


木製のベンチ椅子は長方形に足湯を囲むように組まれ、広いので腰をかけやすく、空いていれば他人と距離を取って座り、足湯をゆっくりのほほんと楽しむ事ができます。

こちらも全て木製なので、木の弾力が長時間座っててもお尻を優しく守ってくれます。

尻の肉が薄い僕でも、二時間以上違和感なく座っていられるほどでした。

個人的に長湯するタイプなのでこういった部分は助かりますね。


ただし湯けむり亭は、昼間や週末は込み合うので逆に人との距離が近くなります...コロナの件もあるし気にする人は気にするでしょう。

ですが足湯の魔法で、自然とお隣さんと仲良く話すことも出来ると思いました。

現にこういったことは他の足湯で良く体験しますし、人数が多い湯畑の足湯ならではの自然な成り行きになると思います。

これはこれで魅力の一つではないでしょうか。



湯けむり亭の足湯
左側が尖ったベンチ椅子

足湯の形は、長方形の一部を芸術家が悪戯にいじったみたいに少し尖らせ変形しています。

こういった洒落っ気は、ちょっと現代風の造りを感じさせました。



湯けむり亭の屋根

ふと上を見上げると、天井部分は器用に組んだ細かい筋交いがたくさん見え、湯けむり亭を作った職人さんの器用さを見て取れます。

屋根の下に付けられた6つあるスポットライトは、柔らかい橙色の光を天井に向かって放っていて、夜には特に強い木の暖かみと、広々とした解放感をヶ所ヶ所に味わうことができました。

これはもまたオシャレ。


また、もんもんと硫黄臭が立ち上る屋根の部分には燕の巣が一つあり、「燕も温泉の硫黄臭が好きなのかな?」と不思議な考えを頭に浮かばせます。

親鳥か大人になった子供達か分かりませんが、巣とはまた違う別の場所で、二羽の燕が人形のように静止して寝ていました。

ピクリとも動かないので気づく人はいませんし、本当に置物のように固まっていましたね(笑)

けっこうかわいいです。

湯けむり亭の燕
ピクリとも動かない二羽の燕




湯けむり亭の湯樋
温泉を運ぶ役目をする湯樋と手湯

湯けむり亭で珍しいのは、足湯に湯畑と同じ蓋を取った箱状の「湯樋」があったことで、これにはかなり驚きました。

他の足湯は石造りの湯口でしたからね。

こういった凝った造りは流石人が集まる湯畑だな、と感じさせます。

珍しいついでにその湯樋の下は、手を温泉に浸けて楽しむ足湯ならぬ「手湯」が高さ約110㎝くらいの位置にあります。

長方形の石造りで、窪んだ所に湯樋から流れてきた温泉が溜まって、小さな浴槽のようになっています。

そこにドバドバと草津の湯がとめどなく運ばれていました。


実はこれが湯けむり亭の一番の特徴かもしれません。これも他の足湯にはないですから。と言うか手湯自体が周りにあまりありません。

手湯のスペースは4人分くらいしかありませんが、足湯がいっぱいでも手湯が楽しめる可能性があります。

手が冷え性の人もいっぱいいると思うので、手を温めたい人はここで手をお湯に入れると良いですね。



湯けむり亭の手湯
草津温泉の足湯場には珍しい手湯

そこから先は、お湯が足湯に落ちているのですが、その様子は小さな滝のようになっています。

足湯側から座って見ると、その高さと硬そうな石造りの見た目から「古代エジプトのピラミッド」のようにも見えました。

更にそこにはスポットライトで上から暖かみのある橙色の光が当てられるものだから、ポゥっとそれだけが現れ、さも鎮座したかのように感じられました。

全て木造りの東屋の下では、夜の時間帯かなり目立ちます。

また同時に和と洋が混ざったような、不思議な融合めいた感覚も、これを見た時に心に現れました。


湯けむり亭の湯口
湯口から流れ落ちるお湯

そのつるつるしたピラミッドの表面を、滑り落ちるように手湯のお湯が足湯の浴槽に向かって流れています。

ジョロロロロと言った感じでそれなりに勢いがあり、一定に流れる小さな滝のようでした。

足湯に流れる湯口にしてはけっこうな迫力が地味に楽しめます。


なめらか且つ繊細に湯が落ちる辺りには、木製のベンチ椅子からワザと離して作って置いたような、離れ小島の木製ベンチが1つ浴槽の中にぼつりあります。

ここに座って流れ落ちるお湯を見ながら足湯をやっても良し、両側に座っている人が足を乗せて休むことをしても良し、と言った感じで、これは大人二人が座れるくらいの大きさはありました。



その他個人的に気になった所は、建物から椅子に落ちた柱が四角い形をしてゆっくりできなかったこと。

どういうことかと言うと、これは個人的なこだわりなのですが、足湯に浸かりながら背もたれとして体を預けることができず、極限までゆっくりできませんでした。

地蔵の湯まえ足湯や草津温泉バスターミナル前足湯は、柱が丸くなっていて、足湯に浸かりながら丸柱に寄りかかることができます。

足湯に浸かっている時間が長ければ長いほど、体の力が抜けてきて何かに寄りかかりたくなるのですが、この柱が丸ければ心地よく過ごす時間を作るのに役立つのです。

言わばリラックス気分を促進させる「一つの背もたれ代わり」みたいなものなんですよね。

これが湯けむり亭の場合、足湯に浸かりながら寄りかかると、丁度柱の角に背中が当たり痛かったので上手く使えませんでした(笑)


まぁ、昼間は込み合うので、逆にその造りが過度に長居させず丁度良いって話もありますが。

でも、う~ん...。ちょっと残念...。まぁ、かなり個人的な感覚ですが。


香りや温度・泉質・肌触り

  • 源泉は湯畑源泉
  • 硫黄臭
  • 温度43℃(体感)
  • 無色透明で手触りはサラっとしている
  • 足を入れると熱くピリッとするので、足肌への当たりが強め(5分もすれば慣れる感じ)


足湯に入った時の印象

湯けむり亭
昼間の湯けむり亭

足湯の印象は、まずとにかく浴槽が他の足湯と比べ大きいので、温泉らしい硫黄の香りが立ちこめ存分に嗅ぐことができました。

まさしく「温泉に来たな~」っといった嬉しい気分に一瞬でなれます。

ついでに真隣にある湯畑からも、まるで工場の煙のように勢いよく湯けむりが上がっているので、さらにその匂いと気分は上がると思います。

他の足湯は小さめなので、たまに吹く風の強さによって硫黄の匂いが強まったり弱まったりしますが、ここでは吹く風の流れも関係なく源泉の硫黄臭を嗅げるんですね。


そしてこのもくもくと立ち上がる湯気は、湯気が含む空気の温かさも感じさせてくれるので、そこにいるだけでも心がほっこりしました。

これはけっこう癒されました。

空気が凍るような寒い冬なんかは、特にこの湯気の温度が際立って温かく感じられるんじゃないかと思います。

あっ、でも草津の冬は本当に寒いので上着は必ず着て来て下さいね(笑)


草津温泉は熱いと言われているので、慣れていると言え恐る恐る足入れていきました。

今日の湯畑の湯はですね......熱いッ!

けっこう熱かったです。


おそらく43℃ほどで、足にお湯が触れれば思わず「あっつ!!」って言うくらいピリッとしていました。

43℃くらいになると慣れてない人は肌がびっくりするかもしれません。

肌はすぐ真っ赤になります。


それでも足を入れていると僕は3分くらいで慣れました。他の観光客も5分くらいで慣れたような雰囲気でしたね。

これだけ熱いと、もともと殺菌作用が高いのに輪をかけて更に肌に良さそうです。

と言うか草津の湯は「強酸性度のph値」が低いので本当に、驚くほど肌にいいんです。

僕が無料浴場でお話しした人も、この草津温泉で諦めてた皮膚病が良くなったと言っていました。


さて話を戻します。

湯けむり亭は強酸性の上に湯の温度が高いので、それなりのピリピリを肌に感じました。

肌への当たりが強いとも言えます。

しばらくは足の指や、足の甲の部分部分ジリジリ弱い電気を流されていたような感覚もありました。

でも入り始め~慣れるまでの間はそれが何だか痛気持ち良くて、足を出したくても出せなかったですね。

そうこうしているうちにすぐ慣れてしまいましたし(笑)


足湯の湯面の高さはおよそ25㎝くらいで、ズボンを捲り上げれば濡れることなく簡単に入れます。

僕の身長は170㎝ありますが、その僕のふくらはぎ半分までと言ったところです。

丁度良い高さで安心して入れました。


慣れてくると本当に温かくて気持ちが良いので、心がどんどん落ち着きます。

他の子どもを見てても同じような雰囲気でした。

夜の暗さもあってか、そっと気持ちが底からなだめられていったような感覚もありました。

気が落ち着くと、天井をボーっと無意識に眺めるになり、そうするとまた固められた人形のように眠る雀二羽が目につきました。

そしてまた『ピクリとも動かないな』と同じこと思い、それに気づいた後何だかプッと笑ってしまいました。

何も考える事のない平和な時間だけがそこに流れていたように思えます。



そうこうしているうちに一時間もしたら、すっかり体は芯から温められてホカホカになっていました。

更に時間が経つと体が熱くなったので、思わずパーカーを脱いで、足も引き上げ休み、休憩をとりながらまた何度も足湯を楽しみました。


43℃ともなると、足を浸けた肌と浸けてない肌の色が違うことが簡単に分かりますね。

赤いから色が全然違って見えるし、足の感覚も湯面25㎝あたりの所で、真っ二つにして別々に感じられました。

今まで味わったことないような変な感じです。


これはこれで、得も言われぬ感覚で人によっては癖になりそうですよ。


眺望や聞こえる音

  • もくもくと湯けむりを上げる湯畑(夜間には幻想的にライトアップされる)
  • 草津の温泉街
  • 深い緑の山
  • 温泉街の風流を感じるお店の数々
  • 手湯から流れ落ちてくるお湯の音
  • 湯畑の湯樋から勢いよく流れる源泉の滝の音
  • 観光客の様々な声


音や景色で感じた湯けむり亭の印象

個人的にここの部分が、良くも悪くも一番印象が強かったように感じました。


まず湯けむり亭では、先ほど話したピラミッドのような湯口から流れ落ちるお湯の音が良く聞こえます。

ジョロロロロと一定的にお湯が流れる音で、ちょっと耳に障る音の強さ、最後までその音が耳に残っていました。

僕は北側の方に座って足湯を楽しんでいたので、実は、排水口から流れ落ちるチョロロロロと言った静かな音の方が、断然心地良く、そっと耳に好印象を持って響きました。

つまり静かな音や雰囲気が好きなので、聞こえる音は小さくてもそっちの方が印象が良く、そして強かったんですね。


これは人によって大分好みが変わってくるので、普段からガヤガヤしたところが好きな人は、湯口から場がれる強い音の方が耳に心地よく好きだと思います。


その他にも同じ温泉が流れる音としては、湯畑からからも湯樋を流れ落ちる温泉の轟音が、遠くからゴオオオオオオと元気よく聞こえます。

これは神経が元気な宵時くらいには楽しくていいと思いますが、夜も深まった丑三つ時にはちょっと心に悪く触れるかなと感じました。

景色は物凄く綺麗ですけどね...。僕には苦手です(笑)



そして、最後に人の声。

これが個人的に湯畑の残念なポイントで、とにかく人の声が良く耳につきまとってしまいました。


なぜなら湯畑という場所柄宿も飲食店も多いため、平日の夜でもけっこう人が歩いているからです。

特に22時くらいは家族連れも多く、ご飯を済ませて宿に戻る途中に足湯を楽しんで行く人もたくさんいました。

家族の中には小学一年生くらいの元気な子供もいたのですが、それよりも遥かに元気だったのが、孫と一緒に居ることでテンションが上がっちゃったおじいちゃん。

しかも、ありがたいことにお酒の力も入って気分は爆上がりでした(笑)

大きい音が苦手な僕はこのおじいちゃんに耳から責められ殺やれそうになりました。


その他草津温泉は若い人もけっこう多いし、目の前にお酒を置いたセブンイレブンもあるので、あちらこちらで楽しそうに騒ぐ若者の声が大きく目立ちました。

お酒を飲んで、そのまま足湯に入りに来る若者もいますし。

まぁこういったのも含め、この辺の騒がしさは場所柄仕方ないのかなぁと思いました。


なので、夜の湯畑は正直僕に合わないと思いました。特に一人できている場合は。

僕も誰か連れがいれば話に夢中になれるので、何も気にすることは無いのかなと想像しましたね。

もし静寂を守りたいなら夜と言うよりも、明け方の4時くらいから2時間がおそらく良さそうですね。

起きるにはかなり厳しい時間ですが...。


ライトアップされた景色は圧倒的

草津温泉湯畑

ただし、夜になりライトアップされた湯畑の景色の綺麗さはあまりにも圧巻で、思わず目を閉じました。

温泉街の優しく柔らかな暖色の街灯と、熱乃湯から降り注ぐ強烈かつ魔法の世界のような妖艶な照明の強い色が、真っ白い湯けむりと混ざり合い、見た瞬間に心を別の場所へ連れ去る感じでした。


僕は湯けむり亭で湯畑が目の前に来るような向きで座っていたんですが、湯畑の景色があまり強すぎて思わず目を閉じたほどです。

これは嘘みたいなほんとの話なのですが、湯畑のライトアップによって自分が足湯に入っている感覚すら忘れてしまったんですよね。

それぐらい一気に心を持ってかれる景色だと直ぐに悟ったので、一旦見るのを辞めました(笑)

まさに青天の霹靂とはこの事。


足湯を存分に感じた後にやっと直視することができたのですが、照明の灯りを受けた湯けむりが漆黒の闇に生き生きとその姿をさらすように立ち上っているのが見えました。

手に掴めそうなくらい湯気の白がハッキリとしていた記憶が強くあります。


これがまた絵に書いたように幻想的で、僕の視線を掴んで離しませんでした。

本当に深く感動しましたね。


だからここへ来るのは間違いなく夜が良くて、夜に来ると湯畑にしろ、旅館にしろ、温泉街に灯る街灯にしろ、暖かく照らされた湯けむり亭の湯口にしろ、人の話し声にしろ全てが強調され、それが混ざったものが強く心に見て取れます。

なので個人的には「良い意味でも、悪い意味でも」衝撃が強い印象をかなり受けました。


そんな印象の湯畑なので、視覚・聴覚が敏感すぎる僕にはちょっと向いていないし、ワクワクしたい人には持って来いなのが湯畑なのだと思いました。


流石に二時間も浸かっていると、足も100年の時が立ったようにしわしわになっていました(笑)

でも言い方を変えれば、やはり見どころが多いのが湯畑だから、長く居られるんですよね。

屋根があるので雨でもゆっくり楽しめるし。

草津温泉の中でもドキドキする楽しい旅行を創なら最高の場所だと思いますよ。

草津温泉湯畑


もし静かにしっぽりしたいなら地蔵の湯まえ足湯をお勧めします。

詳しくはこちらの記事に書きました⇒「静かな時に心を傾けられる、地蔵の湯まえ足湯


おまけ 湯畑周辺の宿泊施設

記事中でもお伝えした通り、湯畑には様々な宿泊施設があるので、草津温泉旅行の拠点にするにはピッタリです。

草津温泉を泊りで楽しむ時のために一つピックアップしてみました。

良かったら参考にしてみてください▼


【草津温泉 大東舘】

・湯畑から徒歩0分 

湯畑の目の前にあり、その建物の大きさから湯畑からでも一目で見つける事ができます。

白い外観を持つ建物の中には、「壱之湯」と「弐之湯」の温泉が2つあるようです。

「壱之湯」は広々とした造りが特徴で、水車を配した風情のある内湯と、朝日の射し込む外湯が。

「弐之湯」は明るく開放的な造りが特徴で、ゆったりとした内湯と、夜の入浴では格別な心地良さを味わえる、石灯籠を配した外湯が。

また他ではあまり『ペット専用温泉』もありワンちゃんなども温泉にいれてあげることができるようです。

るるぶじゃらん

草津温泉 大東館の外観
草津温泉 大東舘 弐之湯
壱之湯
草津温泉 大東舘 和室(10畳)湯畑側
和室(10畳)湯畑側



湯けむり亭は以上になります。どうもありがとうございましたm(_ _)m