こんにちは。高級ホテルインテリア好きの公太です(^-^)
今日は高級ホテルで有名なマリオット・インターナショナルの歴史と、マリオットが持つホテルグレードを紹介します。
所で皆さん高級ホテルは好きでしょうか?
僕は高級ホテルのシンプルでオシャレなインテリアが好きで、良く普段から写真を眺めていることが多いです。
高級ホテルに泊まるのはとても気分がいいし、心も落ち着くもの。
その質の高いサービスもさることながら、今まで自分が仕事を頑張って来たという満足感を味わえるなど、高級ホテルに泊まるメリットは何かと多いです。
高級ホテルにもピンからキリまであり、どこからどこまでを「高級」と呼ぶかは人それぞれ。
そして、世界には高級と言われているホテルが多くあるので、ぶっちゃけ高級ホテルと言われても、具体的にどのことを指しているのかピンと来ない所もあると思います。
なので今日はその中から、高級ホテルと言われているマリオット・インターナショナルを一つ紹介します。
簡単な歴史からホテルのグレードまで紹介するので、今後の旅行生活に役立ててください(∩´∀`)∩
目次
マリオット・インターナショナルの歴史
マリオット・インターナショナルは分社化した一つの会社であり、元々は「マリオット・コーポレーション」という一つのホテル運営会社でした。
マリオット・インターナショナルは、アメリカのメリーランド州に本部がある多国籍企業で、宿泊施設の運営の他、高齢者向けの住宅・介護、食料品や関連商品の配送サービスも行っています。
ちなみにそのクライアントの中には、みんなが愛してやまないディズニーランドも含まれています。
- J・ウィラード・マリオット
- ヒュー・コルトン

マリオット・インターナショナルは上記二人の男性が、1927年に創業したところから始まりました。
実はこれ、ノンアルコールビール=ルートビアを出す、9席のスタンド居酒屋(名前をホットショップ)でのスタートです。ホテルからじゃなかったんですね。
居酒屋を出した理由は、1920年から1933年までのアメリカが禁酒法により、お酒の製造・販売・輸送が禁止されていたから。
※元から手元に残していたお酒は飲んでよいとか、質の悪い密造酒がジャンキーを出したりなど、その政策は穴だらけのザルのようなものだった。
2人はこの禁酒法というとんでもない政策の中から居酒屋を立上げ、そこで出す質の高い料理が評判となり業績を伸ばしていったんです。
1937年~新事業開始
その後1937年に、今では当たり前となっている機内食事業を行い始めます。
キッカケは、マリオットがフーバー飛行場(ワシントンD.C.)の隣にあるお店で、機内に持ち込む飲食物を買っているお客を見た所から始めたそうです。
この機内食事業もグングン業績を上げ、1963年には、10の空港と25の航空会社にサービスを行うようになりました。
1957年~ホテルの原型
ホテル事業に進出したのは1957年、居酒屋立上げから30年後でした。
バージニア州アーリントンから始め、1981年には100軒まで成長と怒涛の勢いで拡大したんです。
急激に運営ホテルを増やした背景には、それまで巨額のローンが足枷となってホテルの数を増やせずにいたが、いったん建設したホテルを投資家や外部企業に売却し、その投資家や外部企業との間に運営契約を結ぶという現在も続く手法に切り替えたことにある。
現在マリオット・コーポレーションが運営するの多くのホテルは、建物を所有する投資家や外部企業と、運営会社であるマリオット・コーポレーションとの契約で成り立っている(例 ザ・リッツ・カールトン東京は、建物は三井不動産が所有している)。
Wikipedia
1967年~商号変更
1967年には「ホットショップ」から「マリオット・コーポレーション」に会社名を変更。
当時の中心にしていた事業の中にある、機内食部門を売却して、ホテル運営の専門会社になりました。
そしてホテル運営事業から分社化し、ようやく今の「マリオット・インターナショナル」になったんです。
その後、同じ年に高級ホテル会社の「ザ・リッツ・カールトン」を買収しました。
2010年代にはACホテル、ゲイロードホテル、プロテアホテル、デルタホテル、ブルガリホテルズ&リゾーツなど次々と買収を進める。
Wikipedia
そして2015年にアメリカの大型ホテルチェーン「スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイド」を買収し、ホテル数5500、客室数110万と、世界最大のホテル企業になったんです(2020年6月現在は世界132カ国に展開し、約7,000のホテル)。
買収額は約122憶ドル、日本円で約1兆3000万円。
今でこそソフトバンクのARM買収額3兆3000万円がありますが、当時のお金の価値から考えれば凄いことですよね。
以上がマリオット・インターナショナルの歴史です。
マリオット・インターナショナル 公式HP:https://www.marriott.co.jp/marriott/aboutmarriott.mi
Marriott Bonvoy 公式HP:https://www.marriott.co.jp/default.mi
※マリオット ボンヴォイ(Marriott Bonvoy)は「マリオット リワード」、リッツ・カールトン向け「ザ・リッツ・カールトン・リワード」、スターウッド向け「SPG(スターウッド プリファード ゲスト)」を統合した新ロイヤリティプログラム。
マリオットで無料会員登録したり、頻繁に使うことで色んな割引や特典をくれます(僕もこないだ登録しました)。
マリオット・インターナショナルのホテルグレード

ここからはマリオット・インターナショナルのホテルグレードについて触れていきます。
マリオットは現在2ブランドのホテルに分かれていて、更にそこには5つのグレードが縦に存在しています。
- クラシック
- ディスティンクティブ
- ラグジュアリー(最高級)
- プレミアム(高級)
- セレクト(中高級)
- 長期滞在型(長期滞在者向け)
- コレクション(個性豊かな高級ホテルで最上位)
マリオット・インターナショナルはかなりのホテル数があるため、一度はそのホテル名を耳にしたことはあると思います。
ただホテル数が多い故に、そのグレード順が分からないと思うので下記にまとめてみました▼

ちなみに「ディスティンクティブ」は【特色のある】と言う意味合いのホテルです。個性的とでも言えますね。これにはサービスからデザインまで含みます。
皆さんブルガリは知っていますよね?
ホテルに詳しくない人でも、財布やアクセサリーなどで有名な「ブルガリ」知っていると思うのですが、上の図に書いてある通り、ブルガリもマリオットのディスティンクティブブランドです。
そして『長期滞在型』と言われるものにも、「クラシック」と「ディスティンクティブ」の2ブランドがあります。
- クラシック
- ディスティンクティブ
- マリオット・エグゼクティブ・アパートメンツ
長期滞在の出張者向けに設計された5つ星の環境を提供するホテルブランド。 - レジデンス・イン・バイ・マリオット
全室スイートのホテルブランド。 - タウンプレース・スイート・バイ・マリオット
フルキッチン付きの広々としたスイートを備えたホテルブランド
- エレメント
- マリオットホーム&ヴィラ
長期滞在型はその名の通り、長期滞在生活ができるように設計されたホテルです。
例えば、キッチン・電子レンジ・ソファ・コインランドリー・無料朝食・ポップコーンなどなどがあります。
ただ長期と言っても3、4日とかでも使えます(ちょっとややこしい)。
なので、家みたいに心行くまでゆっくりくつろぎたい人におススメですね(^-^)
ちなみに日本のマリオット・インターナショナルホテルはWikipediaにも載っているので、暇な時にでも見てみてください。↪「マリオット・インターナショナル」
最強はコレクション

「コレクション」はマリオット・インターナショナルの中でも、トビキリの最上級ホテルブランドです。
建物は創業者の熱い想いがあちらこちらにちりばめられいるので、見た感じもオシャレ過ぎるくらいオシャレ。飛び抜けています。
そして、かなりの異質空間でありながらも、地元とのつながりを基準として厳選されているそうです(痺れる)。
ちなみに日本では、2013年9月13日に「ザ・プリンス さくらタワー東京」が加盟しました。
すごい!泊まりたいぞ!!
- オートグラフ・コレクション・ホテルズ
- デザインホテル
- トリビュートポートフォリオ
コレクションに泊まれれば、ホテル好きはもう思い残すことは何もありませんね。
そうでなくても、堂々と「エレガント」や「モダン」と口にして生きて行く事も出来るでしょう(笑)
「ザ・プリンス さくらタワー東京」▼
東京都港区高輪 3-13-1
「agoda」



コレクション:コスモポリタン オブ ラスベガス「Expedia」
マリオット・インターナショナルまとめ
それでは今日のマリオット・インターナショナルについての情報をまとめます。
- マリオット・インターナショナルはアメリカの多国籍企業
- 2016年にはホテル数5500、客室数110万を保有
- 大きく分けて「クラシック」と「ディスティンクティブ」の2ブランドがる
- その中でも更に5つのレベルにホテルを分けている
- 5つの内マリオット・インターナショナルの最上級は「コレクション」
今日はマリオット・インターナショナルの歴史とホテルグレードについて解説しましたがどうだったでしょうか?
マリオットは外資系ホテルですが、日本国内にも多数のマリオットブランドホテルがあります。
そして中高級クラスなら、日本の旅館よりも安かったりするので、案外泊まる為のハードルは低いんですよね。
もちろん最上級となれば話は別ですが(^^;)
高級ホテルは、その細かいサービスや空間を味わえるだけでも気分がいいもの。
でも一番の心地よさは、そこへ泊まれる自分になったと言う「成長感や自己肯定感」の噛みしめが、最高に心地よいのではないかと思います。
言っても簡単に泊まるビジネスホテルとは違い、格式は高いですからね。
だから今まで頑張った人が、自分へのご褒美として自分へ与える、最高の成果物なのではないかと僕は思います。
豊臣秀吉などの有名な武将が、天守閣から大きな景色を眺めながら、今までを振り返り今後を見据えるのも、スケールは違えど似たようなとこはあると思わないでしょうか?
人生コツコツ頑張って自分を認める手段の一つがホテルであっても良いと思います。
僕にとって高級ホテルはそういう場所だと感じています。
と言うことで、ホテル好きの皆さん、これからも良いホテルライフを。
JW Marriott Marquis Dubai▼