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【湯畑から徒歩2分】草津温泉「松むら饅頭」の温泉饅頭を100円で食べ歩く

松むら饅頭

こんにちは、群馬県草津町在住の公太です。
温泉饅頭が好きで、最近は食べ比べ生活を実施中です。

日本三名泉の温泉地として愛される草津温泉、ここには温泉饅頭を出すお店がたくさん並んでいます。

温泉饅頭と言えばお土産として渡したり、食べ歩きが手軽に出来る和菓子として、温泉旅行に欠かせない物、定番中の定番ですよね。

しかしこの温泉饅頭、大きな温泉街ほどたくさんのお店や種類があるので一体どこかおいしいか分かりません。初めて味わう側としてはちょっと迷います。

そこで今日は草津温泉街に数ある温泉饅頭屋さんから、観光客に大人気の『松むら饅頭』を詳しく紹介します。

立地も良く食べ歩きもできるこのお店は、草津温泉旅行を楽しむ方には持って来いですよ。

【基本情報】湯畑から徒歩2分「松むら饅頭」の温泉饅頭を100円で食べ歩く

松むら饅頭の外観

松むら饅頭本店は草津温泉湯畑から徒歩2分(西の河原通り沿い)にある和菓子屋さん、塩羊羹や甘納豆もありお土産はもちろんのこと、ここでは100円でばら売りされた温泉饅頭を食べ歩くことができます。

松むら饅頭は草津温泉では大人気の和菓子店で、草津温泉に多く立ち並ぶ饅頭屋の内でも老舗中の老舗、いつも多くのお客さんがお店を囲んで、暖かく賑わっています。

創業は日本終戦の年である1945年(昭和20年)、現在は、二代目と三代目が切り盛りし、開業以来伝統の味を守っているそうです。

お店のこだわりは秘伝の自家製餡(粒餡)、北海道の小豆を使用し、熟練した職人が毎日丹精を込めて練っていて、その日売る分だけをほかほか作り上げていることから、閉店前に売り切りてしまう光景を目にすることもしばしば。

草津温泉饅頭の名店としての名を馳せていることからか、閉店時間よりも全然前に終わってしまう、なんだか競争率の激しい饅頭屋さんの印象が在住者の僕にはあります。

松むら饅頭は世界的旅行ガイドサイトの「トリップアドバイザー」により2017年エクセレンス認証を授与されました。

松むら饅頭より

ブランドのようにも思える松むら饅頭、一体ここの饅頭はどれほどおいしいのか?実際に買って食べてみました。

松むら饅頭は支店が「国道292号/日本ロマンチック街道沿い」にもあります(湯畑からは徒歩10分ほど)、本店も支店も駐車場付き。

【感想】温泉饅頭を手軽に実食

松むら饅頭

平日のお昼頃、ばら売りの饅頭を買って受け取ると、思った以上の温かみが掌にぽんと置かれる。

透明な袋にぴたりと張り付く茶色の皮が艶艶しくて、子供の肌みたいにしっとりと柔らかい。

ほんの少し力を入れれば簡単に凹んでしまいそうなぷにぷにとした感触は、こわくもありおいしそうでもある。袋越しにそれが月の様に丸く収まっていた。

ぴりぴりと音を立て封を開けると、開いた口から甘い饅頭の香りがふわりと漏れて、遠い鼻を甘く刺激された。香りが強いのかしら?と思い、くいと近づけた鼻には黒糖が充満して、なんだかしんとした和室にいるような心持ちがする。

癒されますね~。

松むら饅頭

完全に剥き出しになった状態で触れた茶色は、指に少量の露が付くぐらいしっとり、表面でくっ付いたり離れたりする指からは、ぱたぱたとした音が耳を軽く喜ばせた。

真っ二つに割ると皮が薄く切れて、雲のような粒餡がもくもくと浅黒い顔をこんにちはする。

松むら饅頭

皮をぴりと鳴らしながら口に含んでそっと噛んでみると、口の上の方にぴたりと皮を張り付かせながら、舌先から運ばれた餡が、しとやかに奥を目指しながら舌上を薄甘く這って、すぐにぴしゃんと平たくなるような感じ。繊細でか細いとも言える餡はとても優しい当たりを口内の中で穏やかに広げるから、硬いとか一切の反発する気配が無くとても噛みやすい。

舌に居た薄い茶は唾液で溶けるようにじんわりと姿を消して、それが消えると同時に、甘い香りがふわんとそよ風の如く走る。なんだか上品な物がするすると鼻に抜けていくような、そんな静かな趣が感じられる。

控えた甘さもそれに一役勝っていて、嫌味を見せないあっさりとした風情がしゃぼん玉のようにぽんぽんと消えるから、食欲の手が容易く引かれて、次から次へと、ぱくぱくと口が簡単に動いてしまう。

う~ん、お茶が無くてもいけるかもだし、確かにこれは大多数の人が買って食う。

もっちりとした歯ごたえこそ無いものの、広い年代が喜んで、とろけるように口に入れられる印象のお饅頭だった。

松むら饅頭では通販もやっていました⇒「おうちで松むら饅頭

価格の目安(税込み):6個650円 12個1200円 20個2000円
全国一律1000円(送料+代引き手数料込)、消費期限が4日間。

送料が高く付くので買うならなるべく現地で買いたい所ですね...

店舗情報含むまとめ

という事で、松むら饅頭はとっても食べやすい、風流とも言える上品な皮と餡を詰めた温泉饅頭でした。

食べてみれば、松むら饅頭が多くの人に愛され、草津温泉のお土産として頻繁に手に取られるているという事も腑に落ちます。

百聞は一見に如かず、ばら売りもあることだし、草津に来たら一度さらっと食べ歩いてみても良いかもしれません。なにせワンコインの100円、これで簡単に温泉街をおいしく歩けるなら幸せなものですよね。

ただし、しょっちゅう売り切れるのでそこだけは御注意を。

【松むら饅頭】(和菓子店)

住所 本店 群馬県吾妻郡草津町草津389(湯畑から西の河原通りを徒歩2分)
支店 群馬県吾妻郡草津町草津454−123(湯畑から徒歩10分ほど、国道292号/日本ロマンチック街道沿い)
営業時間 本店 8:00~17:00
支店 8:00~17:00
電話番号 0279-88-2042(本店) 0279-88-1199(支店)
公式サイト 松むら饅頭
備考 ・温泉饅頭食べ歩き可(100円)
・通販あり(おうちで松むら饅頭
・消費期限:製造日含む4日間
・共に駐車場あり
・火曜定休日
・売り切れ注意(時間が微妙な場合は電話にて要確認)

営業時間と定休日はあくまで目安!特に平日は変わることがあるので、上記公式HPにある営業日カレンダーを良く確認してくださいね!

▼本店(駐車場は店の向かい)

松むら饅頭の外観

▼支店(国道292号/日本ロマンチック街道沿い)

次は温泉卵を食べ歩きして草津を楽しむ▼

草津温泉頼朝の外観

老舗旅館(和風村)の極楽湯、松むら饅頭の近くで楽しむ日帰り温泉▼

草津温泉観光王道コース➡モデルコース(草津温泉観光協会)