こんにちは、群馬県草津町在住の公太です。
三日に一回は湯畑を練り歩いてます。
天下の名湯・日本三大温泉・日本三名泉、様々な代名詞を持つ草津温泉は、温泉旅行の行先として大人気の観光地です。温泉旅行で王道の楽しみ方と言えば食べ歩きがありますが、もちろん草津温泉街にも食べ歩きできる物は迷うくらいたくさんあります。
そんな中「草津でお酒に合うような物を食べ歩きたいなぁ...」と思ったことはないでしょうか?
今回は前々から気になっていた『寺子屋本舗』の串ぬれおかきを詳しく紹介。ここのお店は種類多め!味濃いめ!酒のつまみには最適ですよ。
寺子屋本舗 草津店の串ぬれおかき【醤油の香りがたまらない!】

寺子屋本舗は、草津温泉湯畑から西の河原通りを徒歩4分ほど歩いた所にある、観光立地の良いおせんべい屋さん。風流な観光地である京都で生まれ、北は北海道、南は九州まで全40店舗を全国展開しているそう。主に観光地中心みたいですね。
寺子屋本舗には一枚120円から買えるおかきが数多くあります。本当に迷うくらい色んなものがあるのですが、中でも串に刺さって焼き鳥のようになった『ぬれおかき』がなんとも香ばしいおいしそうな趣でちらちらと目に映り込みます。
こんな感じですね。

遠めから見たら完全に焼き鳥。珍しくないですか?
震えるくらいおかきの種類が多い...。そしてどうしてですかね、人が手に持っているのが特においしそうに見える。
とりあえず色々ありすぎてほんと迷いました。そこでなんとかあおさとマヨネーズの二択に絞ってから店員さんにおすすめを聞いたところ、「それはもう好みですよ~」と一蹴...。そりゃそう。でも強みの商品を知りたかったんですw
しかし最後に「ぬれおかきを買うお客さんが多いです」と言ってくれたので串ぬれおかきにしました。
マヨネーズに絞りつつもそれはやめて甘口醤油味を選択。なぜならマヨネーズで本来の味がぼけそうに思ったから。マヨネーズは何でもおいしくしてしまうので、反則の危険を感じました。

ジャン!!!
どうでしょう?けっこうおいしそうじゃないですか?
手に持つとごつごつしたもも串みたい。しかし鼻に漂うのは濃い醤油の深い香り。香ばしい気配もすじんと重く入る。
店先にある椅子に腰を下ろしてからじりついてみると、しんなりとした噛み応えのおかきが歯の間でシャクと崩れます。思ったよりも生温かい。
柔らかく潰れたおかきからは、丸みを帯びた甘~い醤油が舌全体にまろやかに広がりました。う~ん、思ったよりもずっとずっと甘い。まぁ、甘口醤油だから当たり前なんですけど。
口内でほろりと優しく砕けたおかきは、べったり纏わり付きつつも喉の奥にするんと入ると、暗く深い場所で濃厚な醤油の輪郭をじっと見せました。うん、これはかなり醤油の味が濃いので喉が渇きます。
寺子屋本舗は100%国産の餅米を使っているそうですよ。
後味は強く尾も長く引くのでお茶や水、お酒好きならばビールみたいな苦みのあるものを一緒に含むと最高かもしれません。湯畑前で買ってここへ流れて来るのがいいかな。
そして更に欲を言えば出来立てを食べられれば更に最高。絶えず人が居て作り続ける週末の方が逆にいいんでしょうね。ここはそこでまで行列にならないから買いやすいんですよ。
ビールは湯畑前のセブンイレブンか、温泉卵を売る頼朝で買えます。頼朝は湯畑前の他、寺子屋本舗すぐ先の左手にもありますよ。
甘口はけっこう癖があったけれど、これだけの種類と味付けがあれば丁度良い濃さの丁度い口当たりの物が必ずありそう。お腹に溜まりやすいからカップルや夫婦、友達と分けて食べ比べたら色々が知れるし、旅行らしくもなるからおもしろいかもですね。
選り取り見取りに並んだおかきは如何にも旅行で浮き浮きとする心と同じで、見ているだけで楽しい気になれました。何となくそれだけでもお得に思えます。
とりあえず寺子屋本舗は観光の中心地である湯畑からすぐなので、一旦覗いてみるだけ覗いてみたらいいかも。その途中や先にある店では温泉まんじゅうの食べ歩きや試食もできるから、ついでに幸せになれます。
そんな感じで湯畑に来たら、飲み物を片手に西の河原通りへ入ってみてください!
【寺子屋本舗】せんべい専門店(1985年創業)
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津507番地 源泉大日の湯 極楽館の1階 |
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電話番号 | 0279-88-9707 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
定休日 | なし |
店内は綺麗で、ばら売りのおかきやせんべいもたっくさん!ばら撒きようのお土産にも使えるし、旅館に持って帰って晩酌のつまみにしても良さそうでした。
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