こんにちは。一時期観葉植物で部屋を森化していた公太です(^-^)
今日は沖縄県石垣島にある、サタケ八重山ヤシ記念館を紹介したいと思います。
突然ですが皆さん、ヤシと言われると何を思い浮かべますか?
南国の植物、熱帯植物、お洒落な観葉植物、夏の雰囲気、海、背が高くて涼しな木など、色んなイメージがあると思います。
僕が真っ先に思い浮かべるのは「南国のビーチに立つ涼し気な木」ですが、そんな夏らしいヤシの木、しかも石垣島や西表島だけの固有種であるヤシの木が、サタケ八重山ヤシ記念館ではたくさん見れます。
しかも見るだけなら無料で。
ヤシの木を見る機会は、南に住んでいる人以外は年間通してあまりないし、「超」がつくほど圧倒的な数のヤシの木が密集しているのはここしか見れません。
南国好きの人やヤシの木好きの人は、きっと気分が上がる地味に良いスポットなので、今日はサタケ八重山ヤシ記念館を紹介したと思います(^-^)
ゴロゴロしながらゆっくりご覧ください。
サタケ八重山ヤシ記念館とは

サタケ八重山ヤシ記念館は沖縄県石垣島の米原地区と言うところにある、ヤシの歴史や生態系が世界含めて網羅・飼料化され、展示してあるヤシの記念館です。
ヤシの世界的権威者・佐竹利彦さんの志を偲ぶと共に、多くの一般の人々にヤシを紹介し、地域・植物の貢献を目的として「2005年1月」に開館しました。
石垣島の大地に広がる広大な敷地の中には、リュウキュウヤエヤマヤシと呼ばれる、石垣島と西表島しか生息しない固有種のヤシが、所狭しと生い茂っています。
記念館自体は、二階建てコンクリート打ちっぱなし、10mの立方体と小さいのですが、様々なヤシの展示物が見れる上、屋上から無数に立ち並ぶヤシの木と米原ビーチを、360度大きく見渡す事ができます。
ちなみに米原に広がる限りなく青に近い透明な海には、ダイビングポイントでも有名な米原ダブルリーフが見えるので、行った際は是非屋上から見てください。
僕は当時それを知らなかったので、ただただ絶景を吸い込まれるように景色を見ていました(笑)
この建物は、小さいとは言え実にシンプル且つオシャレに作られていて、外部の階段や床は、暑い日差しが反射して目が痛くなるほど真っ白くなっています。
階段にある手摺はシルバー、床のタイル・壁・階段は白、更にはデザイナーがこだわったようなデザインの材料を使っているので、ある種ガイドブックに載っているような映えスポットのような雰囲気すらあります。
人は物凄く少なく、静かですが。

でも個人的に気になったのは実はそこではありません...。
僕が気に入ったのは、周囲に数多あるリュウキュウヤエヤマヤシの群生です。
僕は昔、家で天井まで届くほどのヤシの木を買って育てていたくらいヤシの木が好きなのですが、ここのヤシの木は高いもので25~30mくらい天高々と伸びているんですね。
高く伸びた木の先端には、放射状でサラサラとしたヤシの葉が羽のように広がって、日傘のように丸く円を描いています。

元気よく育ち緑に色づいたヤシの葉のすき間からは、沖縄の日差しが暖かい木漏れ日となって、地面を優しく照らしていました。

実は、リュウキュウヤエヤマヤシは「世界で最も美しいヤシ」と称えられているほど、その姿は美しいのです。
そんなヤシの木が10本、20本、30本、40本...と数え切れないくらい立ち並んでいるので、流石にすごいなと言わざるを得ません。
まるでジャングルのような「ヤシの森」は、小さく整備された歩道のある庭となって大きく広がり、濃い緑の匂いを感じながら、気持よく歩けるようにもなっています。

そしてヤシの木以外にも、大人の胸辺りまでの高さがある、板状の根を持つような珍しい木もいました。

ここは遠くから見ると、そのヤシの密集具合がまた良く分かります。
離れた場所から全体を眺めてみると、ジャングルのようにヤシの木が立って並んでいるのが確認できるんですが、その日本とは思えない様子に最初はかなり驚きました。
その姿はまるで旅行雑誌の切り抜きを見ているようなもので、初めて見た人は、「中々お目にかかれるものではない」とすら感じさせると思います。
僕にとっては確実に、終始そう強く思えて、気分も上がる場所でした。

サタケ八重山ヤシ記念館は入場料300円ですが、ヤシの木を見て歩くだけならば無料です。
ですが、300円だけ払えば米原の壮大な景色も一緒に見ることもできます(僕的には海老で鯛を釣るくらいの価値はあると思ってます)。
石垣島へ行ったら一度このヤシの楽園をたっぷり感じてみてはどうでしょうか。
今後二度と見れることのないかのようなヤシの景色がきっと見られると思います。
サタケ八重山ヤシ記念館への行き方
せっかくなので、サタケ八重山ヤシ記念館の行き方についても簡単に紹介しておきます▼
- 新石垣空港 20分
- バスターミナル 25分
住所 : 沖縄県石垣市字桴海554
バス(東バス)
バス停は【米原ヤシ林入口】
※下記の料金と時間は2020年6月16日現在のもの。変更になる場合がるので注意してください。
↪行き
- 3番 7:17~8:29 1050円
- 11番 12:00~12:23 540円
- 11番 15:00~15:23
↩帰り
- 11番 10:27~10:50
- 11番 13:27~13:50
- 2番 16:08~17:17(日・祝運休)
- 2番 18:33~19:37 1050円
系統2番 西回一周線
系統3番 東回一周線
系統11番 米原キャンプ場線
↪行き
- 11番 8:30~9:26
- 8番 10:45~11:43 840円
- 11番 11:30~12:26 870円
- 2番 15:10~16:08 840円(日・祝運休)
- 2番 17:35~18:33
↩帰り
- 3番 8:29~9:26 840円
- 8番 13:14~14:11
- 11番 13:24~14:21
- 11番 16:24~17:21
系統2番 西回一周線
系統3番 東回一周線
系統8番 西回伊原間線
系統11番 米原キャンプ場線
石垣島のバスは上記料金で乗るよりも1日フリーパスと、みちくさフリーパスを使った方が断然お得です。
詳しくは「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにも載った川平湾てどんな所?」をご覧ください。
主な経由地▼








東運輸株式会社【東バス】
【本社営業所(貸切バス・総務部・営業部・経理部)】
〒907-0002
沖縄県石垣市字真栄里908番地
TEL:0980-82-2054
FAX:0980-83-4686
周辺にホテルはあるの?
サタケ八重山ヤシ記念館がある米原地区には立派なホテルがあります。
泊まればサタケ八重山ヤシ記念館はもちろん、米原ビーチでも遊ぶことが可能なので、気が向いたら泊まってみてはいかがでしょうか?
周辺にはおいしいタコライスや、超オーシャンビューが最高なカフェなどもあるのでまとめて楽しむ事ができますよ(^-^)
ホテルの場合は「agoda」や「Hotels.com」が、民宿・旅館がじゃらんが安い傾向が強いです。
おまけ
一つ隣の道にはもっとメジャーな観光地「ヤエヤマヤシ群落」もあります(むしろこっちのがガイドブックに載っている)。
こちらも入園無料・駐車場無料なので、一緒に回るともっと石垣島をワイルドに楽しめます。
詳しくは沖縄ラボの「世界でここだけ!「米原ヤエヤマヤシ群落」のディープな魅力」をご覧ください。
入口付近には石垣島産のフルーツを使ったジュースが飲めるので良かったらどうぞ▼
住所 :〒907-0451 沖縄県石垣市米原
営業時間 :24時間(外灯ないので明るい内に)
無料駐車場:15台
※こっちの方がジャングルです。蚊がいる可能性あり。










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それからみんなの旅行体験、お勧め、たわいもない雑談など。なんでも待ってます(^-^)
以上、今日は終わりです。ありがとうございました。m(_ _)m
住所 : 沖縄県石垣市字桴海554
入館料 : 300円(小学生以下無料)
開館時間: 9:00~17:00
休館日 : 年中無休
電話 :0980-84-4568
無料駐車場あり
公式HP : https://satake-japan.co.jp/news/new-release/news160324.html