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【130円、即実食可能】草津温泉湯畑で頼朝の温泉卵をちゅるんと味わう

草津温泉頼朝の外観

こんにちは、湯畑から徒歩15分圏内に住んでいる公太です。
温泉街で食べ歩きできる物にハマっています。

温泉旅行での食の楽しみとして代表される温泉卵、もちろんそれは草津温にもありますが、いかんせん販売店の数も多くあります。

そこで今回は草津で温泉卵を取り扱うお店の中から、王道で有名店の『頼朝』を一つ紹介します。

僕は店頭でばら売りした物は食べていませんが、箱買いしてきた物を食べたので、今後のお土産や食べ歩きの参考として、実食の感想も一緒に残しておきたいと思います。

【店頭で即実食可能】草津温泉頼朝の温泉卵

草津温泉頼朝の外観

頼朝は群馬県の草津温泉にある温泉卵・漬物を売る『つけもの処』で、湯畑では大変有名であり、食べ歩きもできることから、温泉旅行者の人気店にもなっています。

食べ歩きができるものは、温泉卵・こんにゃく(生ビールセット有り)・甘酒があるので、温泉旅行の趣を手軽に味わえることから、週末を中心にいつも賑やかな人だかりを暖かく描いています。

その他ご当地お菓子屋やきなこ餅のような和菓子、ドレッシングや唐辛子などの調味料も色々ありました。

温泉卵としての印象が強いですがそれ以外の品揃えも良く、店はこじんまりとしていても、正直ちょっと迷ってしまうくらいの商品がありました。

なので人によってはお土産のまとめ買いが出来て丁度良いかもしれません。

頼朝は湯畑前の湯畑店、もう一つが西の河原通りにある西の河原店(湯畑から約3分)と、草津温泉に計二店舗を出しており、これ以上ない立地に建っているのも特徴ですね。

頼朝と言う店名はおそらくですが、草津温泉の白旗源泉を発見した人物と言われる「源頼朝」から取っていると思われます。

▼価格の目安(税込み)

  • 温泉卵 130円(10箱入りのお土産は1100円)
  • 湯けむりこんにゃく【2本】 300円(ビールセット 850円)
  • 甘酒 300円

お店の前には買った物が食べやすいように置台が設けられています。

この他のものは頼朝公式HP参照、ちなみに通販もやっていましたよ。

【余談】お酒に詳しくはありませんが、甘酒に使われている酒粕は、ANAファーストクラスで出される雁木(がんぎ)純米大吟醸から取っているそう。

頼朝の温泉卵の感想

箱を持つ手には重量感がずしんと感じられるので、温泉卵がぎゅっと入っている様に感じられます。なので落とさないよう注意してくださいね。

卵の黄身のように黄色く塗られた包装紙を開けると、真っ白い箱が出てきて、その中に区分けされた温泉卵がずらりと綺麗に並んでいました。

楕円を白く描いた卵をこつと叩いて割ってみれば、中からつるんとした肌の、美しい艶を帯びた卵が、滑り落ちるようにとろりと流れ出ました。

まん丸い表面に浮かぶ黄色い影は、中に詰まった黄身のふっくらとした弾力を、うっすらと柔らかい質感で白身越しにそっと伝えます。

卵に近寄る鼻には、醤油に少し甘味を加えた香りに、後から生卵独特の腐るような鮮度をふわりと立て、新鮮な風合いを出しています。

付属のだしを薄くたらしていくと、散り散りになった白身が、泳ぐように低く揺れました。

だしを帯びると丸い温泉卵が更に生の匂いを強め、黄色く光り輝きます。

頼朝の温泉卵

箸でそっと二つに割れば、ぷるんとした黄色の口が二つ艶艶しく横たわりました。

口に頬った卵はゼリーのような滑らかさで、舌の上をつるつると横に移動します。

水っぽくもしっかりと出来上がった黄身は、噛む歯と歯の間にしっかりとした弾力を優しく残して、砕いた底からは、濃厚なチーズのような気配をどっぷりと舌の上に感じさせました。

風流なチーズにも似た香りが鼻から細長くもはっきり抜けて行き、ぐにゃりと鳴るぶ厚い弾力から、食べ応えも十分得られました。

薄黄色を含むだしは、甘みの中にごく少数の苦みをこしらえていて、それが口内にて温泉卵とぱしゃりと混ざる時には、輪郭の濃い卵と調和を平行に取り、全体に上手い纏まりを見せた味が容易く、するすると喉の奥へと向かいました。

頼朝の温泉卵は濃厚な黄身の味が特徴的でおいしく、それでいても、だしが強い輪郭をぼかす力があったので、とても食べやすかったように感じました。

僕はどちらかと言えば濃い味が好きな方ですが、この味はとても好きで、平衡感覚の良い温泉卵は、万人がおいしく感じる物ではないかと思いました。

頼朝まとめ

頼朝の温泉卵は濃厚な黄身に被さる甘めのだしが、全体の濃淡のバランスをとても上手に取っていました。

するりと胃に落ちて行く艶の光る温泉卵には、有名店や人気店で無くても、多くの人が集まるのもうなずける気がします。

吟味すれば味の輪郭がはっきりと見える黄身なので、胃がすかすかの状態で食べれば、特に存在感を強く掴めて、染みるような気配をもっとおいしく感じられるかもしれませんね。

雑な言い方かもですが、ここの温泉卵はとにかく普通においしいです。

これを頬張れば湯けむりの舞う草津の湯畑で幸せな気分になれる、そんな心持ちにさせてくれた上品な温泉卵でした。

頼朝さん、御馳走様でしたm(_ _)m

【頼朝】(つけもの処)

住所 湯畑店 群馬県吾妻郡草津町草津116-2(湯畑店目の前)
西の河原店 群馬県吾妻郡草津町草津505(湯畑から西の河原通りを徒歩3分)
営業時間 湯畑店 9:00~21:00
西の河原店 9:30~18:00
電話番号 0279-88-8146(湯畑店) 0279-89-1044(西の河原店)
公式サイト 頼朝
備考 ・食べ歩き可(温泉卵・こんにゃく・ビール・甘酒)
・通販あり
・温泉卵の賞味期限:2週間
共に駐車場無し

▼湯畑店

草津温泉頼朝の外観

▼西の河原店

店舗ごとに営業時間が違うのでご注意を(湯畑店のが遅くまでやっている)

次は温泉饅頭を食べ歩きして草津を楽しむ▼

ちちや湯畑店の外観

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