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【湯畑から20秒】草津温泉 湯元館の薬師の湯(和風村加盟宿)

湯元館 薬師の湯

こんにちは。群馬県草津町在住の公太です(^-^)
草津の名湯で湯巡りをしています。

恋以外の病を何でも治す!と言われているほど健康に良い草津の湯。

しかし豊富な湯量ゆえに温泉を提供するお宿や施設が多い迷う事はありませんか?

今日は観光の中心から簡単に行ける「湯元館の薬師の湯」を紹介。

湯元館は露天風呂こそないですが、特に体の芯からぽかぽかと温められる泉質。冷え性の人や、寒い冬時期に持って来いですよ。

@mayuchutanさん▼

草津温泉 湯元館は薬師の湯(和風村加盟宿)

湯元館 入口

湯元館は群馬県草津温泉にある純和風の老舗旅館で、湯畑前の滝下通り沿いに立っています。

木造三階建てのお宿は、しんなりとした柔らからさが見て取れる木に白塗りの壁を着込み、所々に深く入った焦茶色が、凛とした佇まいを大きく魅せます。

見た目には派手な華やかさはありませんが、飾ることのない簡素な形で生き続けて来ていることに、深い歴史を感じました。

薬師の湯 

内湯は『薬師の湯』と呼ばれ、そこに湯畑源泉を引いて使っています。

湯畑のお湯は八代将軍徳川吉宗がわざわざ江戸に運ばせるほどの名湯で格式高め。強酸性で五寸釘も溶かすほどの強さがあり肌もつるんと綺麗になります。

そんな温泉に浸かれる湯元館はこんな雰囲気でした。

湯元館の受付

入口~浴場

湯畑から少し中に入った部分にある玄関は静かな落ち着きを払っています。

館内は穏やかな天然素材が頭から散らされていて、床よりも濃い茶色の天井は、木製格子のような和風窓がお洒落に付いていたり、小さな四角の照明から柔らかな橙色が落ちたりと、細かい手先の息遣いを感じられました。

その他にも、周りにはどう見ても一点物と思われる木でできた無形のテーブルや、ずしりとした重さの木の衝立が、風情をそこに寄せ集めて、温泉街の緩やかな風合を運んでいます。

湯元館の内観

また女将さんの趣味かは分かりませんが、ガラス戸棚の中には、様々な古伊万里が統一された色味で鮮やかに飾ってありました。

個人的にはこう言った細かい飾り付けが好きなので、そこからは激しい風流の心地良さを感じますね。

湯元館の内観
浴場入口

受付で支払いを済ませたら「お風呂場まで案内いたします」と、丁寧に浴場まで案内をしてくれました。

受付からくるりと後ろを向いて仲居さんに付いて行き、剛に大きく「薬師の湯」、と書かれた暖簾くぐりドアを開いたら、「誰もいませんのでごゆっくり」と暖かい言葉でその場を切ってくれました。

薬師の湯は一階にあるんですね。

薬師の湯 脱衣場

脱衣場に入りマスクを外すと、外に顔を出した鼻先に木の香りがふんわりと漂う。森の中のような良い香りに癒されます。

脱衣場は約1.7m×5mの長方形。5人くらいは立って用足しをできるくらいの広さで清潔感があります。

脱衣場は全体を深い茶色でしんと覆い、襖の表面模様みたいな、触ればざらざらとする和柄のクロスで、重厚且つ優しい和風の顔立ちをしています。

足元には夏に似合う涼しげな御座なども敷いてあり、すり合う足裏が清々しく感じます。

ロッカーは15個、約40㎝×40㎝×50㎝(たて・よこ・深さ)、リュックも安易入るので使い勝手が良い物でした。

髭剃りや、ドライヤー、化粧水など一通り色々と揃っているので十分な設備。

温泉分析書は浴場入口にありました。

湯元館 薬師の湯

浴場

引戸をガラリと引いて中に入ると、もわっとする温泉の温かな空気圧と、控え目な湯畑のような硫黄の香りが体中にふわりと走ります。

温泉気分が押し上げられますね。

ぶうんと換気扇の震える音が聞こえ、その背後に、ちょろろろと湯樋から落ちる温泉の音が優しく響く...

右側の壁(浴槽の背後)には、床から天井に達する大きな窓が埋められていて、その外にはささやかですが、昔ながらや老舗の風情を感じさせる坪庭が、しんなりした竹垣、ぼうっとした橙色の灯り、そよりと風に揺れる緑の葉、燦燦と照る太陽の光によって、百花繚乱の如く賑やかに溢れて見えます。

露天風呂こそないですが、それらの景色は棧から落ちる滴や、ガラスに結露する露越しに映るお陰で、より生き生きと命の輪郭を強め、はっきりとした存在感を心の奥へもたらしてくれました。

換気扇の回るぶうんて音が少し強いと思うかもしれません...。僕は音に敏感であり静かさにこだわるので少し気になってしまいました。

浴場全体の大きさはほとんど正方形に近く、4.7m×4.9mほど。

赤茶色の御影石が綺麗で、その顔の上にぬるりとした心地よい温泉膜を張って、足を擦る度に感触で喜ばせます(転ばない様注意してくださいね)

タイルの表面をつうっと流れる温泉がきらりと輝いています。

浴槽の大きさは4.7m×1.7mくらい。入れる人数は4人くらいでしょうか。

こじんまりと落ち着いた大きさで、しっぽりと温泉に入るには丁度良い感じ。

浴槽内まで石造り(タイル)で中に腰を掛ける石段が一つあります。

浴槽縁は18㎝幅の濃い灰色で持ってぐるりと周り、お湯から溢れ出るお湯が恐ろしいほど穏やかな速度で、ゆっくり、しとしとと流れ落ちていました。

その温泉は、小さな亀がちょこんと乗った湯樋から静かに注ぎ込まれ、ふわりと湯気が立っています。

浴槽中は白色に近いタイルが綺麗に張り並べてあり、お湯本来の色味を綺麗に引き立てています。

橙色に光る照明の明かりで、温泉街の街灯が落ちたような町の色味を薄ぼんやりと帯びて、優しく照らされています。

天井高は2.2mくらいで、伽藍堂のように広がるような開放感はありませんが、朗らかな薄茶の木が、やんわりとした暖かみを感じさせてくれました。

薬師の湯 

温泉について~

【色】

混じり気のないお湯は真湯のように透き通っていて、そこへ窓から入る陽が半分ほど落ちてきらりと輝き、飲み込んでも良さそうなくらい綺麗な顔を見せています。

それは目を爛爛とさせるもので、視線はぴたりと縛られました。

(草津のお湯は飲んだらだめですよ)

湯口の下からは湯船に落ちた温泉が、扇の形で波動を広げ、人肌のようなやんわりした細かいしわを手前から奥へと、若くなるように時間を遡って送っているのが見えました。

【湯温・肌への当たり】

その綺麗なお湯に手を伸ばしました。

中に入る左手には41℃くらい。優しい湯温が訪れます。ほとんどの人が躊躇なく無く入れるくらいの気軽な湯温でした。

のそりと足から湯船に体を入れれば、温泉が肌にじわっと覆い被さってきます。

まず中に設けられた一段に座ると、湯面はへその上辺りに落ち着きました。この心地よい高さが体に優しい半身浴を誘います。

そのままとぷんと浴槽底まで体を沈めて行けば、じわっとしたものは体中に巡り、そのまま肌全体に巡りました。

温泉衣を羽織った胴や腕、腿からは、ぴりぴりとした感覚が見つけられました。

湯温の割に刺激が強めと言った感じで、頭をそこに傾け続けると、その肌当たりが暫く楽しめる様に思えて、一つの一興になり得ました。

じわじわと体が温まれば、宙に吐き出した息と共に、ほっとする心持ちも頭へ上ります。

湯面は喉仏の辺りでそっと落ち着きます。およそ55㎝くらい、呼吸がしやすい高さでそっと落ち着いてくれました。

解放された心が自然と足を伸ばして、その先を湯中の好きな所へぶらんと放ります。

【香り】

湯元館のお湯の匂いも非常に透き通りそうな物でした。

鼻先に持ち寄ったお湯をぐいっと吸い込むと、浴場に漂う硫黄の香りに反して、消え入りそうな些細な硫黄臭がするりと鼻先に落ちました。

読むことを少し外せば直ぐに見失ってしまいそうなくらい控え目な硫黄が香っています。

【味】

顔にパシャリとかけたお湯は、舌の上にスッキリとした酸味を置きます。それは頬の表情が変わらないくらい控え目な酸っぱさで、えぐみや苦味など後引くものはありませんでした。

【肌触り】

お湯を指先で揉みこんで見れば、軽いぬるっとしたお湯が見て取れます。

するっと簡単に滑るくらいの滑気に寄っていて、お湯に浸かった腕を掌でゆっくり撫でれば、つるんとした温泉肌が喜ばしく、それをやんわりした癒しと捉え楽しむことができました。

浴槽底や壁にぺったりついた背中やお尻、二の腕の後ろには、石タイルがざらざらを、丸みと滑りを帯びた柔らかい自然の優しさでもって届けてくれました。

目の先に見える坪庭の青い空には、濃い緑色の葉が、繊細な形をゆらゆらと揺らしています。

薬師の湯 

4、5分もすると、体の芯が炎を纏ったように熱くなり、吐き出す息もすっかり長くなりました。

僕は骨を抜かれた体を灰色の浴槽縁へ預けて休みました。

体を抜き出したお湯はしんとした静寂を破り、大海のような波紋を右から左から浮かべ、混沌としています。

朧月の如くぼんやりとした心で自分の体を俯瞰すると、手足が特に温かくて、まるでそこに流れる血が踊っているかのようにかあっと燃え上がっているのが分かります。

掌を赤御影石にぺたりと置けば、そこに熱が移っているように御影石が暖かく感じます。

お尻が乗った浴槽縁にも熱が感じられます。

触れる物、触れる物、全てに熱を届けられるように体はじっとり温まっていました。

まつ毛、二の腕の裏、背中からは、肌に張った滴がつうっと切れ落ちていきます...

薬師の湯 

その時隣では、するりと浴槽から流れ出たお湯が排水溝に飲み込まれて外に出て行く様を、遥か遠くから伸びた配管内の中に在る、心地よい反響音で耳に知らせていました。

こんな感じで薬師の湯では、熱が強く、長く、全体に残るように身体を暖かくする事ができました。

じっとりと温まった体温で体はぐにゃりとして、心は柔らかく落ち着き、その力無い体の感覚がとても幸せでした。

湯元館 記念スタンプ


内観含む湯元館の雰囲気(まとめ動画)▼

駐車場はある?

湯元館の駐車場には宿泊客しか車を停められません。

車で湯元館の日帰り入浴をしに来た場合「草津温泉にある有料、もしくは無料駐車場」へ車を停め、そこから歩いて来る必要があります。


僕としては無料の天狗山第一駐車場(徒歩20分)が良いかなぁと思います

安い有料パーキングに停めるなら

草津パーキング:草津温泉バスターミナル斜め前(徒歩8分) 100円/30分

草津温泉周辺の詳しい駐車場情報は「草津温泉へ車で行く人へ。湯畑周辺駐車場まとめ【様子が分かる動画付】」をご覧くださいませ。

施設情報を含む、湯元館まとめ

湯元館の薬師の湯に入って分かったのは、お湯によってもたらさせれた体の芯からの温もりは、いつまでもいつまでも冷めることを知らない熱だということ。

多分浴室の造りが湯気を多く閉じ込めているので、蒸気の温もりが肌に優しく蓋をするのかぁと思いました。

いくら泉質が良くても、いくら雰囲気が良くても早く冷えたら後味悪いですからね...

ということで、じっくりゆっくり温まってぽかぽかにしたいなら湯元館は良いですよ。

※スマホの人は横にして見ると見やすいです▼

住所 群馬県吾妻郡草津町草津366 (湯畑目の前)
駐車場(日帰り入浴者) 無し(近くの有料パーキング・もしくは無料の天狗山第一駐車場へ)
料金(大人) 800円/一人(手形使用時は700円)
営業時間 12:00~18:00 ※18時最終受付(ただし日によって多少誤差あります!要確認)
源泉(掛け流し) 湯畑源泉
泉質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
PH(水素イオン指数) 2.1(酸性)殺菌・ピーリング効果
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、打ち身、挫き、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、動脈硬化症、切り傷、火傷、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病・高血圧症
設備 無料ロッカー・シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ドライヤー・髭剃り・シェービングフォーム・洗顔
その他 ・コロナ現在は行く前に要問合せ(営業時間の確認)
HP 湯元館
TEL 0279 – 88 – 3394

草津温泉バスターミナルからの行き方▼

湯元館 外観

【おまけ】湯元館の宿泊料金(参考程度)

湯元館公式HPより


9月5(土)宿泊のもので一名予約。表示価格は税込みです。

素泊まり
  • 25,300円
  • Go To適用後 ➡ 16,445円
一泊朝食付き
  • 30,800円 
  • Go To適用後 ➡ 20,020円

ちなみに二名予約は29,700円

Go To適用後 ➡ 19,305円 一人あたり9,652円

2020年8月26日調べ共に和室8畳。


OTAや公式サイト上に夕食付プランなし。電話のみで注文可能(料金は14,000円~だそうです)

温泉エステ・日帰り休憩プラン(別途料金でランチ付き・ディナー付き)などオプション的なものは豊富なので、好きな宿泊の形にして楽しむにはとても良いと思います。

口コミはこちら

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