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ヒルトン・ホテルズ&リゾーツの歴史とホテルグレードの全て

Waldorf-Astria

こんにちは。リゾートホテル好きの公太です(^-^)

今日は昨日のマリオットに引き続き、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツの歴史とそのホテルグレードを紹介したいと思います。

@tabi_syohousenさん


ヒルトンと言われて『万人』が共通して思い浮かべるのは、ホテルよりもお騒がせセレブなパリス・ヒルトンだと思いますが、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツは、世界最大のホテル運営会社のマリオット・インターナショナルよりも、30年以上も前にホテル事業を初めてる国際ホテルチェーンです。

そして古い歴史の過程もさることながら、保有するブランド数はマリオットより全然多く、世界中の人々から慕われ利用されています。


実は僕も子供の時は、マリオットよりも全然早くヒルトンを知っており、やはりホテルよりも、パリス・ヒルトンを芸能ニュースやちょっといやらしいビデオで先行して知っていました。

今でこそマリオットもヒルトンもホテルとして知っているのですが、ヒルトンホテルを知ってからそのホテルの種類が多いこと多いこと。調べようとしたけえれど、大変そうなのでしばらくただの『高級ヒルトン』として更に野放しにしてきました(笑)


ですが36歳まで年を重ね、ホテルも更に大好きになり、どんどんヒルトンへの興味も大きくなったので、ここいらで僕が調べたヒルトンを記事にしてまとめておこうかなと思います。

高級ホテルやリゾートホテル好きを語る上で、ヒルトンホテルの話題は欠かせないホテルだろうし、知っておいても損はありません。

良ければこの記事を読んでいただき、一緒に理解を深めてもらえればと思います(´・ω・`)

知識が深まれば行動も変わってくると思うので、そうすればその後は、人生のホテルライフを更に楽しめると思います。


それではどうぞご覧ください。

※歴史とか嫌いな人は「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのホテルグレード」へ一気に飛んでね!


ヒルトン・ホテルズ&リゾーツの歴史

ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ(Hilton Hotels & Resorts)はヒルトン・ワールドワイド(Hilton Worldwide)が国際的に展開しているホテルチェーンです。

アメリカバージニア州マクレーンに本社を置き、現在は世界114ヶ国、17ブランド、6000軒以上のホテルやリゾートを保有していて、2020年7月1日に沖縄でも『ヒルトン沖縄瀬底リゾート』がオープンします。


1919年~設立

コンラッド・ヒルトン

ヒルトンの歴史は1919年、コンラッド・ヒルトンという創業者から始まりました。

コンラッド・ヒルトンは、今から約101年前の1919年5月31日に創業し、テキサス州シスコにあったホテル「ザ・モブリー」を購入しホテル業を始めました。

業績は順調に進み、1925年には初めて「ヒルトン」と名が付くダラス・ヒルトンをオープンさせました。

当時はエアコンが無かっため、暑さ対策として、お客が直接使用しないエレベーター・ランドリーシュート・通風孔を全て西側に作って西日対策をしたそうです。

ただ、この後エアコン付きのホテルは1927年に作られました(エアコンの歴史も意外と古いものですね)。


1943年~米国初のホテルグループになる

コンラッドホテル

ヒルトンは1943年に、ルーズベルト・ホテルとプラザ・ホテルをニューヨーク市で購入したことにより、西海岸に施設を持つ米国初のホテルグループとなりました。

そして1946年に、「ヒルトン・ホテルズ・コーポレーション」を設立することにより、ニューヨーク証券取引所に上場申請をしたそうです。


そして1947年には、ルーズベルト・ホテルにて『世界で初めて客室にTVを入れたホテル』を作りました。


ちなみに先ほどから言っているルーズベルト・ホテルの「ルーズベルト」は、26第大統領のルーズベルトで間違いないですが、ルーズベルト大統領がルーズベルト・ホテルの建設資金を出した訳ではありません。

建設資金を提供したのはダグラス・フェアバンクス、メアリー・ピックフォード、ルイス・B・メイヤーといった映画関係者を含むグループで、1927年5月15日に開業した。

Wikipedia

そして1949年には、ヒルトンで最も格式高く高級なホテルである『ウォルドルフ=アストリア(Waldorf-Astria)』をニューヨークで買いました。

つまりヒルトン初の最上級ブランドホテルは、立てられたのではなく『買った』ということだったんですね。


1954年~史上最大の不動産取引

Diners Clubのプレミアム・クレジットカードの写真

コンラッド・ヒルトンは、1954年にコンラッド・ヒルトン、スタッドラー・ホテルを1億1100万ドルで購入しましたが、これが当時史上最大の不動産取引となりました。

そして翌年の1955年には電話・電報・テレタイプを使ってホテルを予約できるようにし、1958年には「カルテブランシェ・クレジットカード」というDiners Clubのプレミアム・クレジットカードの先駆けを作ったんです。

良くダイナース、ダイナースって聞きますけどヒルトンが元だったんですね~。知らんかったw

※テレタイプはタイプライター(印刷電信機)のことで、メールに印刷機能を持たしたような機械。


ちなみに突然ですが「HILTON」の頭文字が意味何を意味しているかご存知でしょうか?

せっかくなので豆知識としてココに残しておきます▼

HILTONのバリュー
  • H HOSPITALITY(おもてなし)
  • I  INTEGRITY(一貫性)
  • L  LEADERSHIP(リーダーシップ)
  • T チームワーク(チームワーク)
  • O OWNERSHIP(責任感)
  • N NOW(現在)


1964年~独立再スタート・死去

1964年になると、ヒルトン・インターナショナルが独立起業として再スタートし、コンラッド・ヒルトンが社長に就任、二年後にはその息子が国内のヒルトン・ホテルズ・コーポレーションの社長になりました。

そして1966年には、女性旅行者を特別として扱う「レディ・ヒルトン」をオープン。

女性専用のフロアや客室、特別なアメニティを揃えたそうです。

ちなみにめっちゃどうでもいいことですが、下記の二人はコンラッド・ヒルトンの曾孫です▼

  • パリス・ヒルトン(1981年)
  • ニッキー・ヒルトン(1983年)


そして1969年には、初のダブルツリー・ホテルをオープンしています。

その後1979年にコンラッド・ヒルトンが91歳で亡くなりました。


1982年~オープンラッシュ

コンラッド マニラ(Conrad Manila)の外観
コンラッド マニラ(Conrad Manila)

1982年からは今のヒルトン・ファミリー・ブランドになるホテルが続々オープンしました。

  1. 1982年 コンラッド・ヒルトン
  2. 1984年 エンバシー・スイーツ、ハンプトン・イン
  3. 1989年 ホームウッド・スイート・ホテル

ちなみにハンプトン・インは100%の満足度を補償する初のホテルだったようで、「もし不満があればお金はいただきません」という自信満々のホテルでもあります(素敵)。

ちなみにこの補償は今も健在。今後是非使ってみたいですね!(´・ω・`)


「ランク付きのポイント会員」であるヒルトン・オナーズ(HILTON HONORS)も1987年に生まれています。


1995年~ウェブサイト開設

1995年になると、ようやくヒルトンのウェブサイトが出来上がって使われるようになります。

僕は今36歳なので、この辺に来ると現実感が増しますね(笑)

確かにこの頃はネットも少しづつ普及してきてたような記憶があります。


2009年~フルサービスホテルになる

2009年になると、ヒルトンはその規模を世界76ヶ国まで拡大して、世界最大のフルサービスホテルとなりました。


【フルサービスホテルって??】

フルサービスホテルは「シティホテル」とも呼ばれていて、宿泊以外にも、レストランや厨房部門、会議や宴会が出来るほどの大きな施設を持つホテルです。

すっごく!簡単に言うと、その優れた設備や立地から「高級ホテル」という感じですね。なので価格帯も高め。

ただし、フルサービスホテルの正しい定義はないので「その内容は個々に違う」と言うのがある意味最大の特徴と言えます。



話が反れましたが、その後2009年にヒルトン・ホテルズ・コーポレーションは、名称とロゴを一番初めに言った「ヒルトン・ワールドワイド(Hilton Worldwide)」に変えて、カリフォルニア州ビバリーヒルズからバージニア州マクレーンに移転。

そして今に至る訳です。

コンラッド マニラ(Conrad Manila)のバスルーム
コンラッド マニラ(Conrad Manila)


公式予約サイト:ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ

Hilton企業HP:Hilton


ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのホテルグレード

ここからはヒルトン・ホテルズ&リゾーツのホテルグレードについて触れていきます。

ヒルトンのファミリーブランドは現在17ブランドのホテルに分かれていますが、あまりにも細かいので、とりあえずそのランクをまとめて図にしました▼

ヒルトンファミリーブランド図

※見づらい場合はタップして拡大してね!

すごい数ですね(笑)

まず言えることは、基本となるブランドが「ヒルトン・ホテル」で、最上級のウォルドルフ=アストリアは日本にはないと言う事(ちょっと寂しい)。

日本にある最上級のヒルトンはコンラッドで、東京(港区新橋)と大阪(北区中之島)にそれぞれ一つずつあります。


国内のヒルトンホテルは以下の様に分布しています。

日本国内のヒルトンホテル

【北海道】

  • ヒルトンニセコビレッジ

【関東】

  • ヒルトン東京
  • コンラッド東京
  • ヒルトン東京ベイ
  • ヒルトン東京お台場
  • ヒルトン小田原リゾート&スパ
  • ザ・ベイフォレスト小田原・バイ・ヒルトン・クラブ(ヒルトングランドバケーションズ)
  • ヒルトン成田

【中部】

  • ヒルトン名古屋
  • 旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン

【関西】

  • ヒルトン大阪
  • コンラッド大阪

【九州】

  • ヒルトン福岡シーホーク

【沖縄】

  • ダブルツリーbyヒルトン那覇
  • ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
  • ヒルトン沖縄北谷リゾート
  • ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート

全体を見渡すと分かりますが、日本にあるブランドは5種類なんですね。

安いのは高級ビジネスホテルのようなイメージの「ダブルツリーbyヒルトン」。

もし手軽にヒルトン泊まるとしたらココでしょう。

ちなみに「ヒルトン沖縄北谷リゾート」の価格は、6月19日検索の『agoda』で検索すると下記のような料金です▼

6/29(月) 36171円
7/25(土) 61777円
8/22(土) 45046円
9/5(土) 28638円

※1泊2日 2名朝食付


ちなみにウォルドルフ=アストリアがあるのは下記の国となります▼

ウォルドルフ=アストリアがある国の例(世界14カ国29軒)
  • アメリカ(最多10軒)
  • 中国(3軒)
  • パリ
  • バンコク
  • カイロ
  • イスラエル
  • エルサレム
  • モルディブ
  • ドバイ
  • ベルリン
  • ローマ
  • アムステルダム
    etc.etc...
Waldorf Astoriaの分布図
Waldorf Astoria点在状況


ヒルトンホテルはどこで予約すれば安い?

Waldorf Astoria Maldives Ithaafushi

余談ですが、もしヒルトンホテルに泊まるなら外資系のサイトが安いです。

ヒルトンホテル自体が外資系ホテルなので、予約するなら「agoda」「Booking.com」「Hotels.com」「Expedia」の中で比較すると早く安いサイトが見つかると思います。


ただし、最後に公式サイトと見比べるのを忘れないようにしましょう。

なんてたって可能性で言えば、一番安くできるのは公式サイトなので。

ヒルトンと並んで有名なマリオットは公式サイトが一番安いことが多いですよ。


ヒルトン・ホテルズ&リゾーツまとめ

それでは今日のヒルトン・ホテルズ&リゾーツについての情報をまとめます。

  • ヒルトン・ホテルズ&リゾーツはアメリカバージニア州に本社を置くホテルチェーン
  • 2020年6月現在は、世界114ヶ国、17ブランド、6000軒のホテルを保有
  • 日本にあるのは5ブランドで、最上級の「ウォルドルフ=アストリア」は国内に無し
  • ヒルトンは外資系ホテルなので、予約は外資系サイトがおススメ


今日はヒルトン・ホテルズ&リゾーツの歴史とホテルグレードについて解説しましたがどうだったでしょうか?


一口にヒルトンホテルと言っても、これだけのホテルとこれだけの歴史があります。

ヒルトンのすごい所は、全く違った方向からホテル事業を始め、コツコツここまで拡大してきたこと。

というのも、実はコンラッド・ヒルトンは、始めに銀行家を目指し銀行を買収しに街へ出たはずが失敗。

そして次の策として地元のホテルを購入したのです。しかもたった5000ドルで。


物凄い方向転換の速さと思い切りです。


でもきっと当時のコンラッド・ヒルトンには大きなホテルのような、並々ならぬ大きな志があったんだと思います。

じゃないと当初の銀行家の考えを変えてここまで勝負できないし、世界恐慌の破産寸前からも復活していないと思います。

だからこそ、破産寸前から再度コツコツと積み上げられてきたのではないかと。


そう考えると、どんな時代も共通する生き抜く術は、やはり折れない信念なのでしょうね。

結局、今日紹介させてもらったホテルに泊まるのだって、大なり小なり頑張らなきゃ泊まれない訳です。

既に泊まったことがある人も、絶対どこかで頑張ってきた事実があります。


些細な成果は大きな成功の元。決して誰もバカにできません。

「僕自身も小さな事に喜び、今後も頑張らなきゃいけないな」

また改めてそう思える機会となりました。


所で、パリス・ヒルトンはどうしているのだろう...。

終わり。


Welcome to Waldorf Astoria DIFC▼

提供:Waldorf Astoria