こんちにちは。公太です(^-^)
今日は沖縄県で幻の島と呼ばれる『浜島』について詳しく紹介します。
沖縄には石垣島・西表島・竹富島...と色々な島があります。
どれもこれも心がうっとりするくらい綺麗で、何度でも繰り返し見に行きたくなるような不思議な魔力を持っているのが沖縄の青い海だなと僕は日頃感じています。
でも、もしこれが見に行きたい時に見に行けない島だとしたら、「今後とあることが原因で一生見に行けなくってしまうとしたら」どうしますか?
まぁこれは半分冗談ですが、でも、世の中には地球温暖化で姿が無くなっていっているものも確実にあるんですよね。
現に北極の氷もどんどん溶けて2030年には無くなるだろうとか言われているのがいい例です。
つまり何が言いたいかというと、貴重なものは実際に人が見れるものだから貴重であるのであって、見たことも聞いたことも無い人からすれば何の価値もないということなんですよね。
本当に二度と見れない様なものなら、今後感じる事が誰もできないようなものなら、いよいよ持ってただのおとぎ話のような無価値になってしまう訳です。
でも沖縄にある幻の島には、そんなことになってほしくないくらいの感動を僕たちに大きく与えてくれます。
僕が初めてその島を見た時、海が好きな人には一度でいいから、この景色を自分の目で見てほしいと強く思いました。
僕が行ったのは2018年の5月末なのでかれこれ2年ほど経ちますが、決して名前負けをしないぐらい青く透明で、涼しく、心躍る島だったのでここで紹介させていただきます。
※全てのデータは2020年6月5日現在のものです。
目次
浜島とは?

まず始めに、浜島の基本情報を交えて浜島がどのような島なのかをお話しします。
浜島は沖縄県八重山諸島の竹富町にある小さな、無人の離島です。
船でしか行く事ができず引き潮の時だけその姿を現すので、「そうだ!浜島に行こう!」と思っても決してすぐ行ける島ではありません。
一日の内に現れる時、現れない時があるので、上陸時間が限定されているんです。
これが浜島が「幻の島」と言われている所以です。
なので、浜島へ行くには石垣島・小浜島・竹富島のいずれかから、船にタイミング良く乗って行く必要があるんですね。
浜島は、石西礁湖(せきせいしょうこ)と呼ばれる日本最大の珊瑚域にあるので、透き通った海の中には、青や緑・赤その他色んな色をしたサンゴや魚がいます。
島全体の形は三日月を床に置いたようにグぅぅぅ~っと大きく曲がっていて、そこに真っ白い砂浜と遠浅な海が広がり、沖縄特有のギラギラした暑い日差しが降り注いでいます。
そこではテレビや雑誌で目にするような景色が見られると共に、ドキドキする気持ちになることもできます。
吹き続ける沖縄の風が水面を撫で続けるので海はキラキラし、そこには不規則な風の音と規則的な水のはじける音しかありません。
それがまた具体的な言葉に出来ないほど気持ちいいんですね。
やる事と言えば、三日月の端から端まで、ヒンヤリとした涼しい海水に足をくぐしながら歩いてみたり、真っ白い砂浜の上に腰を下ろして、おしりに繰り返し打ち寄せる波の肌触りと温度を感じながらぼけ~っと遠くを眺めてみたり、手にすくい上げた砂や珊瑚を指のすき間からサラサラ落として、それを眺め続けるくらいしかやる事がありません。
まぁ、そうゆう何も考えず単純なことをやらしてもらえるのが天国なのかなと、僕は思っていますが...。
後は自分の選択次第で、シュノーケリングやダイビングも一緒に心行くまで楽しめます。
なのでもし浜島へ行くならば、自分の思ったタイミングで沖縄に乗り出し、自分の好きなものを選んで手に取り、自分だけの時間をたくさん楽んでほしいと僕は思います。

幻の島へはどうやって行くの?
小説のような表現で紹介をした浜島ですが、この島には誰でも高速船と言うものに乗れば「数十分」で行く事ができます。
船は主に石垣島・小浜島・竹富島から「ツアー会社のみ」が出しているので、それぞれ島を出発した時にかかる時間と料金の目安をここに書いておきます。
※料金は浜島上陸のみのツアー
出発地 | 所要時間 | 料金 | メリット・デメリット |
石垣島(離島ターミナル) | 30分 | 3800円~ | 石垣島という大きな拠点からの移動ができるが、時間がかかる |
小浜島(小浜港) | 15分 | 3800円~ | 移動時間が短いが、観光地が少なめ |
竹富島(竹富港) | 15分 | 3800円~ | 宿泊場所や遊び場所が多いが、各島へのアクセスはイマイチ |
浜島へ行きたい時は必ずどこかのツアー会社へ申し込む必要があります。
石垣島からは各島へ八重山観光フェリーと安栄観光が定期運航を行っていますが、浜島は時間限定の観光地なので定期運航で送ってもらうことはできません。(どこの有人島も同じ)
なので、何社かあるツアー会社へ申し込む必要があるわけです。
ツアーは上陸のみ・シュノーケリング付き・ダイビング付きと何種類かあるのですが、ほとんどの会社が午前・午後共にツアーをやっているので好きなものを選んでみてください(´▽`)
参考までに石垣島発のツアー価格を載せておきます▼(2020年6月5日現在の価格)
ツアー会社 | 上陸のみ | シュノーケリング付き(半日) | シュノーケリング+その他付き(1日) |
H.I.S | 5000~7000円(2時間) | ||
ベルトラ | 5000~ | 6000~7000円(3時間) | 16800円~(8時間前後) |
たびらい | 3800~5300円(2時間) | 6000~7000円(3時間) | 12000円 |

浜島へアクセスするには石垣島からがお勧め
浜島へ行くには3つの島から出航できる訳ですが、僕の一番のおすすめは石垣島から浜島へ行く事です。
理由は、石垣港離島ターミナルからは八重山諸島『各島』へのフェリーが毎日出ているので浜島以外に離島もアクセスが良い上に、浜島へも30分と苦痛に感じることもないくらい近からです。
更に、大小ピンキリの豊富な宿泊施設や飲食店があるので、困ることがほとんどありません。
かく言う僕も、当時は石垣島港離島ターミナルから歩いて20分の所にホテルを陣取らせてもらい、毎日毎日色々な離島へ行き、そこで観光をするというルーティーンじみたサイクルで離島を楽しんでいました。
つまり石垣島は、「食・住・楽」の3つのバランスが一番良いためとても過ごしやすいんです(´・ω・`)
ただ船酔いしやすい人は船の30分が大きな苦痛になると思うので、他の2島から出発することをお勧めします!
その他石垣島から各島へのアクセス方法は「沖縄の鳩間島へはどのくらいで行ける?石垣島から鳩間島へ行くのに必要な時間と料金を解説」をご覧ください(^^)/
鳩間島を例に書いておきました。
小浜島は浜島へのアクセスが15分で激的に近いのですが、個人的に観光地が少ない印象なので「離島初心者の方」にはあまりおすすめはできません。
理由は決して小浜島がつまらないのではなく、離島初心者や色んな海を体験したい人は他の島にアクセスしやすい方が、自分の好きな島を見つけられて今後楽しみやすくなると思うからです。
小浜島は、石垣島と西表島へのみ行けるようになっていますが、西表島なら石垣島からも行けますからね(;^ω^)
なので小浜島から浜島へ行くのは、船酔いがきつくて長い時間乗っていたくな人や、基本小浜島でのんびり過ごしたい!という人が使うと良いと思います。
竹富島から小浜島へ向かうルートもお勧めです。
浜島へのアクセス時間は短く、竹富島自体が観光も宿泊施設も多くあるのであきることありません。
1日で周り切れる島ではないし浜島へも気楽に行ける程近いので、竹富島を拠点にしても全く問題ないかと思います。
ただ、そうは言っても石垣島と比べると宿泊施設数や、飲食店の数、その他離島へのアクセスは劣るのでそこは認識しておいた方が良いです。
浜島まとめ
ということで今日の浜島に関する情報をまとめておきます▼
- 浜島は時間限定で上陸を許された三日月形の無人島
- 浜島はツアー会社が遂行する船でのみ上陸可能
- 船は石垣島から30分。小浜島・竹富島からは15分。
- 上陸のみの料金は約3800円~(石垣島から)
- どの島から出航しても料金はみんな同じ
以上が浜島へ行くにあたり大事なポイントです。
ここまで浜島の魅力や行き方を紹介しましたがどうだったでしょうか?(^-^)
大袈裟かもしれませんが、浜島で見られる景色と言うのは本当に素敵なものです。
海面と海中でゆらゆら揺れて見える芸術のような太陽の光模様、そこで感じられる暑さ、涼しさ、緑にも青にも見える幻想的な海の色は正に唯一無二に思えます。
沖縄なので綺麗なのは当たり前に思えるかもしれませんが、その綺麗と言うのも、実際に見れて初めてその綺麗さの価値をリアルに実感できます。
この景色は人生で一度は見ておいても損はないので、「見てみたい!」という気持ちが湧きあがったら是非見に行ってもらえたらと思います(´ー`)
最後に、青く青く三日月に伸びる幻の島をここに置いておきます。
(提供 Yaeyama air walk八重山空中さんぽさん)
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以上、今日は終わりです。ありがとうございました。m(_ _)m
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