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【貴重】山びこ温泉まんじゅうで揚げたての温泉饅頭を食べ歩く【草津温泉】

山びこ温泉まんじゅうのあげまんじゅう

こんにちは、群馬県草津町在住の公太です。
食べ歩きできる温泉饅頭にハマっています。
先日は湯畑前の山びこ温泉まんじゅうで甘い饅頭をおいしくいただきました。

日本三大温泉地としてたびたび温泉旅行の目的地となる草津温泉。

車で一時間程の所には温泉饅頭の発祥として伊香保温泉がありますが、草津温泉の中心街である湯畑にもたくさんの温泉饅頭が店先に並んでいます。

しかしたくさんのお店があった所で、「はて?どこの温泉饅頭がよいのやら?」と思う事はないでしょうか。

今日は草津温泉街にあるたくさんの和菓子店から、めずらしい温泉饅頭を温かく食べ歩きさせてくれる『山びこ温泉まんじゅう』を紹介します。

食べ歩きを草津温泉の温もりとセットで楽しめば、更に幸せな時間を温泉街で過ごせますよ。

山びこ温泉まんじゅうで食べ歩ける物は他にもあり!

【基本情報】山びこ温泉まんじゅうで揚げたての温泉饅頭を食べ歩く

山びこ温泉まんじゅうの外観

山びこ温泉まんじゅうは群馬県草津温泉の湯畑前にある和菓子店で、温泉饅頭やあげぽてスイート、あげ餅など、観光の中心地で様々な食べ歩きを楽しましてくれます。

ここには草津温泉でもかなりめずらしい『あげまんじゅう』という温泉饅頭も出していて、揚げたばかりの温泉饅頭をかりかりと食べられるのが魅力の一つ。スイートポテトまで揚げてありほっこりと食べられます。

そんな特別な食べ物を出す和菓子店は前々から頻繁にTVでも紹介されているようで、ロンブーの淳やくりぃむしちゅーも訪れている模様。貼り紙に色んな番組名が連なる中、「出没!アド街ック天国」や「いい旅夢気分」と言う、TVをあまり見ない僕でさえも知っている番組がありました。

それもあってか週末には若い人を中心にいつも多くの人だまりが出来ていて、細長い列を見ることはざらにあります。

目の前の足湯で温まっていると、観光客の並んでいる景色が頻繁に目に映るので、個人的には草津へ来てからずっと気になっていました。

そんな気になる温泉饅頭(山彦まんじゅう)は100円、あげまんじゅうは150円。混んでいる事も多いので、空いている時を見計らい二つの温泉饅頭を実食してみました。

食べ歩きできる物の支払いは現金のみでした。

稀少な温泉饅頭を地元の甘党が実食

【山彦まんじゅう】

山彦まんじゅう

まずは普通の温泉饅頭で山彦まんじゅうと呼ばれる物、透明な袋を丁寧に開けると、つるりと張りのある饅頭が薄茶色く姿を現した。

綺麗な丸みを帯びているせいか、落ちた光が皮の表面で丸く転がっているようにも見える。

持つ指の皮に饅頭衣がぱたぱたと張り付いて、しっとりとした柔らかさの趣が何ともおいしそう。

ぱっくりと二つに割ると薄茶色の皮が分厚く割れて、黒い粒餡が顔を出し、ふわりと甘さを黒く漂わせる。

黒糖のような香りが軽く鼻先を霞め、するすると奥に消えていくようなやんわりとした匂い。

かぷとかじると、肉まんのような皮を歯が厚く押しつぶし、ぎゅっぎゅっとする感触を神経が少し味わうと、その後から塩気を少し含んだような餡がふわりと舌にやって来て、甘味を滑らかに広げた。

舌にさらさらと絡みつく餡にしつこさは無く食べやすい。でも時間が経つとその甘味の輪郭がはっきりと出て来て、がっつりとした重みを残してくれる。

とにかく皮がもちもちと厚く食べ応えも十分にあったので、甘いのが大好きな人や、がっつりと食べたい人には良い気がする。 ほっとするようなお茶と一緒に食すと、丁度いいかも。

個人的には甘党で食べ応えも欲しいので、おいしく食べられたし満腹の幸せも頂けたと思う。

【あげまんじゅう】

山びこ温泉まんじゅうのあげまんじゅう

次に本命のあげまんじゅう、こちらはすぐ食べれるように半分口を開けた白い紙袋に入っていた。

紙袋をかさりと手に取るとごつりとした手応えで、冷えた手の肉にじんわりとした饅頭の熱が温かく伝わってくる。

その優しさをそっと感じながら鼻を近づけると、香ばしい趣を少し含んだ揚げ物の匂いが袋の中いっぱいに充満しているのが分かる。とても温泉饅頭とは思えない香りにぼんやりと不思議な心持ちになる。

鼻にぐっと強く入り込んで来る気配に食欲が突かれ、ぴくぴくと口が動くような感じがまたたまらない。自然口の中で唾液がじわりと滲んで来る。

熱っぽい衣に噛みつくと、こんがりとした音がかりかりと耳に鳴って、滑らかな油がふわんと口に広がり、その裏にあるあっさりとした甘みが後からやってきては、口内で緩やかに混ざって奥の方に進んでいった。

粒を含んだ餡が舌と歯、そして頬の間でぐにゃりと柔らかく押しつぶされて、横いっぱいに羽を広げたら、噛む内に折々見える塩味が、ちくりとおいしい。

薄黄色いぱりぱりの衣に散りばめた小さい胡麻が、上下する歯に上手く押しつぶされると、その瞬間口内で、胡麻の風味が一気にふわっと現れては、風流な華を揚げ饅頭に添える。

鼻の奥で長く残る衣の香りには厚みがあるので、食べ応えもあるような気がする。 ただ単純に時間が経つと冷めてしまうので、早めに食べるのがもちろんおいしいし、てんぷら衣故、一気に頬張りすぎると、口の中に角が当たるので注意したほうが良いかも。

衣と胡麻の存在がはっきりしているので、点々とした塩味もあることだし、甘いのが苦手な人でも食べやすいかもですね。あっさりと味わいたい人は山彦まんじゅうよりあげまんじゅうの方がお勧めかな。

饅頭を揚げる、ちょっと特殊で引っ掛かる人もいるかもしれないけれど、少額で試せるのがばら売りの嬉しい所、お菓子が口に合わないということも滅多にないので気楽な物ですね。

そんな感じで山びこ温泉まんじゅうさん、どうもごちそうさまでしたm(_ _)m

店舗情報含むまとめ

今回山びこ温泉まんじゅうの温泉饅頭を食べてみて、大の甘党や和菓子好きなら茶饅頭、たしなむ程度に温泉饅頭を食べ歩きをしたいならあげまんじゅう、という風に選ぶとよりおいしく味わえるのかなと感じました。

ただ何より山びこ温泉まんじゅうの良い所は、立地の良い湯畑前で手軽に食べ歩きを行える点と、話しやすくて優しいお店のお母さんの印象で、温泉旅行やデートを穏やかに楽しむには最適なのかなぁと...こう思いました。

今回は食べれてないけれど、あげぽてスイートやあげ餅など種類が多いので、一人でも二人でも選ぶ段階から楽しめる。そして柔らかい口調と笑顔を振りまくお母さんに癒される。そんな印象が山びこ温泉まんじゅうには暖かく残りました。

これらを優しく感じながら、湯畑にあるセブンで買ってきた温かいお茶を片手に足湯で食すと、最高にのほほんとした時間を過ごせますね。

【山びこ温泉まんじゅう】(和菓子店)

住所 群馬県吾妻郡草津町草津118−2(湯畑目の前)
営業時間 9:00~20:00(土日は20:30)※但し無くなり次第終了
電話番号 0279-88-3593
駐車場 なし
定休日 不定休
公式サイト なし
食べ歩き出来る物 山彦まんじゅう100円・あげまんじゅう150円・あげぽてスイート200円・あげもち150円

営業時間はあくまで目安!商品が無くなり次第終了なので心配な人は電話にて要確認。

山彦まんじゅう箱買いの目安
・6個630円 ・9個940円 ・12個1240円 ・15個1550円 ・20個2050円

その他、ごまだれ餅、きな粉餅、生姜せんべいやミルククッキーなどがありました。 

山びこ温泉まんじゅうの商品
山びこ温泉まんじゅうの外観

次は温泉卵を食べ歩きして草津を楽しむ▼

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